■東京モーターショー2019に行くなら絶対見ておきたいクルマたち
第46回東京モーターショー2019の一般公開が、2019年10月25日に始まります。事前におこなわれたプレスデーでの公開では、世界初公開のクルマをはじめ、各社の注目車種が目白押しとなり、一般公開においても高い注目を集めると思われます。
新型フィットは5モデルあるぞ! SUVなど個性豊かな仕様違いを画像で見る
今回は、東京モーターショー2019で世界初公開されたモデルのなかから、とくに注目を集めているクルマを3車種ピックアップして紹介します。
●ホンダ「フィット」
ホンダは、4代目となる新型「フィット」を世界初公開しました。
市販予定モデルとして展示される新型フィットは、歴代モデルでこだわってきた室内の広さなどの長所に加えて、クルマを使ううえで重要な、「心地よい視界」、「座り心地」、「乗り心地」、「使い心地」といった、4つの「心地よさ」が優れていることも特徴となっています。
とくに、フロントウインドウ周辺のピラーを細い設計とすることで実現した優れた前方視界は、運転初心者をはじめすべての人に優しい安全設計といえるでしょう。
数値化しづらい性能までつくりこまれた新型フィットは、2020年2月に発売される予定です。
●マツダ「MX-30」
マツダは、同社初の量産電気自動車となる「MX-30」を世界初公開しました。新型MX-30は、マツダがこれまで内燃機関のクルマでこだわりつづけてきた、高いデザイン性と気持ちのよい走りを電気自動車でも継承し、そのうえで新たな魅力を持たせたクルマとなっています。
MX-30の外観は、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のもと、「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトとしたデザインとなっています。また、かつて「RX-8」で採用していたセンターピラーレスの観音開き式「フリースタイルドア」を採用しました。
パワーユニットは、電動化技術「e-SKYACTIV(イー・スカイアクティブ)」を採用し、意のままの操作感と滑らかな車両挙動を高い次元で融合させているといいます。
欧州での先行予約は既に始まっていますが、日本市場への導入時期は未定とのことです。
■スバル新ワゴンは1.8リッターターボで登場! 気になる発売次期は?
●スバル「レヴォーグ プロトタイプ」
スバルは、新型「レヴォーグ」のプロトタイプを世界初公開しました。今回発表された仕様は、2020年後半に発売が予定されているレヴォーグの第2世代モデルです。
現行型レヴォーグは2014年6月に発売されたブランニューモデルで、GT性能の高いステーションワゴンという特徴を持つ「レガシィツーリングワゴン」の後継車として登場。
そして2020年に全面刷新される新型「レヴォーグ」は、現行モデルの特徴である優れた動力性能や走行支援システムに、さらに磨きをかけています。
搭載されるエンジンは新開発の1.8リッター水平対向直噴ターボで、リーン(希薄)燃焼技術を採用したことで加速性能と環境性能を高次元で両立しています。
運転支援システムには新世代のアイサイトを採用し、さらに渋滞時のハンズオフ走行の支援を可能とするなど、長距離でも負担の少ないドライブを可能としました。
また、外装は新デザインコンセプト「BOLDER」を採用し、より力強い印象となっています。
スバルの中村知美代表取締役社長は、スバルの最新技術を惜しみなく新型レヴォーグへ搭載したと明らかにしており、その仕上がりに期待が高まります。
※ ※ ※
東京モーターショー2019では、今回紹介した市場への投入が決定しているモデル以外にも、トヨタ「e-RACER」のようなコンセプトカーの世界初公開もあるなどバラエティに富んでおり、来場者の目を飽きさせません。
また、メーカー系ブースが出展される東京ビッグサイトや青海展示場以外にも、青海エリアに位置するメガウェブをはじめとした無料エリアにおいてもクルマの展示がおこなわれ、会期中はお台場エリア周辺がクルマ一色で盛り上がります。
注目車種が多数展示される東京モーター2019の一般公開は、2019年10月25日から11月4日までの11日間の日程でおこなわれます。
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