間違いなく燃料消費量は抑えられる
最近では一部のスポーツカーや商用車を除き、ほとんどの車両に設定されているアイドリングストップ機能。これはもはや説明不要かもしれないが、アイドリング時にエンジンを止めることで不要な燃料の消費を抑えるという機能であり、燃費性能と環境負荷を抑える一石二鳥の機能である。
例を挙げるとトヨタ・ヴィッツの1リッターエンジン搭載車でアイドリングストップが備わらない「F」グレードのカタログ燃費が21.6km/L(JC08モード)なのに対し、アイドリングストップが備わる「F”SMART STOPパッケージ“」になると24.0km/L(JC08モード)と、2.4km/Lもカタログ燃費が向上するのである。
しかし、ここで気になるのがエンジンへのダメージだ。エンジンの始動はエンジン内部へのダメージが大きいという話を聞いて不安を覚える人もいるのではないだろうか。
エンジンが暖まりオイルが循環した状態なので問題ない
結論から言ってしまうと、現在のアイドリングストップ機能でエンジン内部にダメージが入る可能性は非常に低いと言える。
エンジン始動時にエンジン内部にダメージが入りやすいというのはあくまで冷間時や、長時間エンジンをかけずに置いておいた状態でエンジン内部のオイルがほとんどオイルパンに落ち切ってしまった状態での話。つまり、エンジン内部を潤滑するオイルの油膜が仕事をしない状況下に限った話なのである。
一方のアイドリングストップは長くても数分間。それ以上になるとエアコンや電装品の関係もあってアイドリングストップが解除されるため、エンジン内部の油膜が切れるほどの時間ではない。もちろんエンジンが冷えている状態ではアイドリングストップをしないようになっているため、エンジンが暖まる前に停止と始動を繰り返すということも無いようにキッチリ制御されているのだ。また最近はアイドリングストップからの復帰にセルモーターを使用しないタイプも増えているため、セルモーターへの負担もほとんどないと言えるだろう。
とはいえ、渋滞時に停止と始動を繰り返されるとうっとうしいと考える方もいらっしゃるだろう。そのときは遠慮なく「アイドリングストップキャンセルスイッチ」を押して、機能をストップしてしまうことも選択肢のひとつ。現状アイドリングストップは義務付けられている機能ではないため、ケースバイケースで使い分けることも大いにアリなのである。
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