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「逆張りのスタンス系RAV4がカッコ良すぎる!」クリスタルアイの新作LEDテールにも大注目【幻の東京オートサロン2021】

掲載 更新 294
「逆張りのスタンス系RAV4がカッコ良すぎる!」クリスタルアイの新作LEDテールにも大注目【幻の東京オートサロン2021】

オフロード感を完全に消し去った都会派RAV4

2021年夏発売予定の新作LEDテールにも注目!

「WRX STIは初期型ベースでも十分戦える!」日本屈指のスバルマイスターが乗りやすさと速さを高次元で両立

2018年に日本復活を果たし、日本カーオブザイヤー2019-2020も獲得したトヨタの大人気SUVモデル『RAV4』。アクティブなアウトドアイメージが強いモデルなので、カスタムはリフトアップや大口径オフロードタイヤといった、いわゆる“上げ系”が主流だ。

そんなRAV4を極限までローダウンし、逆張りのスタンス仕様で攻めたのがラグ系カスタムを得意とするショップ“Mコンフィデンス”。オーナーの拘りを凝縮し、プロショップの技術で仕上げたハイレベルな一台だ。

エアロパーツはTRDを軸に構成し、フロントグリル&リヤウイングはクールレーシング製、アイラインやゲートスポイラーはGMG製をそれぞれセット。さらに、ルーフはラッピングによってブラックアウトし、フェンダー等のシボは除去してボディ同色に塗装して一体感を追求している。

そして着地寸前のローフォルムは、エアフォースの最上級エアサスシステム『ダイヤモンドキット』にて達成。タンクやコンプレッサーは、カスタムオーディオと共にラゲージスペースへ美しくインストール済みだ。ちなみにスピーカー関係はアルパイン製、ウーファー&アンプはロックフォード製となる。

興味深いのは、エアサス用のコンプレッサーを2基装着しているところ。これはエアフォースのデモカー(ハリアー)でも実績のある手法で、車高変更のスピードアップとともにコンプレッサーの負荷軽減にも繋がるそうだ。

4輪エアバッグとエアタンクの空気圧をECUがデジタルで制御しているので、ワイヤレスリモコンで操作可能。従来モデルのように、車内に空気圧をチェックするメーターとエア調整用のパドルスイッチを配置する必要がないため、よりスマートなインストールが可能なのだ。

足元を引き締めるホイールは21インチのウェッズクレンツェ(F10J+40、R10J+27)。タイヤにはファルケンのアゼニスFK453(FR245/35R21)を組み合わせる。

テールには“クリスタルアイ”が開発を進めている試作のLEDテールランプを投入。発売は2021年の夏頃を予定しているそうだが、均一な発光状態を保つLEDライトバーやシーケンシャルウインカー機構など、最新のトレンドを盛り込んだデザインはカッコ良いの一言だ。

レンズカラーは撮影車両が装着しているインナーブラック仕様の他、スモークレンズやオールクリアも検討中とのこと。ボディカラーやカスタムの方向性に合わせて選び分けることが可能というわけだ。

テールに合わせてヘッドライトもカスタム。レンズのインナーボディ部をブラックアウトすることで、フロントフェイスの精悍さに磨きをかけている。

エキゾーストマフラーはセンスブランドのワンオフ仕様をインストール。左右デュアルの4本出しで、ラグジュアリーかつインパクトのあるリヤビューを構築する。

差し色にブルーのペイント&アイテムを取り入れて仕上げた魅せるエンジンルームも好印象。エアクリーナーはロダム製で、エンジンカバーにはレクサスLX純正を流用している。

インテリアは、クラッツィオの本革シートカバーやREALプレミアムスリーズ38Bブラックウッドのステアリングでシックにまとめる。センターコンソールには、アルパインのビッグXをインストール。

RAV4の内装(ピラー~ルーフ部)は明るめのライトグレーがデフォルトなのだが、この車両はハイエンド感を追求してブラックに変更。これらはプリウスPHV用の純正パーツを流用して完成させたそうで、装着もボルトオンだったとのこと。

異なるジャンルの要素が複雑に絡み合い化学反応を起こしたRAV4。まさに、ジャンルの壁を超えた極上の都会派クロスオーバー仕様と言えるだろう。

TEXT:三木宏章
PHOTO:金子信敏/三木宏章

●クリスタルアイ TEL:0745-88-9054

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