F1第21戦サンパウロGPがインテルラゴス・サーキットで開幕。今週末唯一のフリー走行となるFP1では、フェラーリのカルロス・サインツJr.がトップタイムをマークした。
今回のサンパウロGPは、今季6回目となるスプリントフォーマットでの開催。金曜日の午後には決勝レース用の予選セッションが行なわれることから、セットアップを煮詰める上でこの1時間のフリー走行が非常に重要なセッションである。
■5位だって可能だった……角田裕毅、接触を悔やんだメキシコの夜「気持ちを整理するため、自室に閉じこもった。パーティは良いレースの後だけ」
少しでも走行時間を確保すべく、多くのドライバーがFP1開始と同時にコースイン。まずはハードタイヤを履いて、気温30度、路面温度43度と暑いコンディションのサーキットで走り込みを開始した。
序盤はレッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分13秒138でトップに。チームメイトのペレスが2番手とレッドブルが1-2で、そこにメルセデス勢が続くという形になった。
多くのドライバーは1セット目のタイヤで10周程度走った後に一度ガレージイン。残り40分というところで、まずはアルファタウリの角田裕毅が2セット目に履き替えた。
他のドライバーがハードタイヤで走り続ける中、角田は新品のミディアムタイヤで1分12秒802を記録して首位に。ただ、その後ミディアムタイヤに履き替えたメルセデスのジョージ・ラッセル、ユーズドタイヤで走行を再開したフェルスタッペンらが角田のタイムを上回っていった。
ハースはセッション折り返しというところでソフトタイヤを投入。ニコ・ヒュルケンベルグは低速走行中に、マクラーレンのランド・ノリスとコース上で軽く接触するシーンがあったもののマシンに大きなダメージは無かったようで、ラッセルの1分11秒865に次ぐ2番手タイムを記録した。
ハードタイヤで入念に走り込みを行なってきたドライバーも、セッション最終盤にかけてミディアムタイヤやソフトタイヤに切り替えていった。
ここでソフトタイヤを履いたフェラーリのサインツJr.が1分11秒732でタイムシートのトップに浮上。チームメイトのシャルル・ルクレールが2番手で続いた。
そのまま1時間のセッションが終了し、フェラーリが1-2。3番手にラッセルが続く形となった。
4番手ヒュルケンベルグ以下、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ランス・ストロール(アストンマーチン)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、周冠宇(アルファロメオ)、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)というトップ10。ただ使用したタイヤはそれぞれバラバラだった。
レッドブル勢はフェルスタッペンが16番手、ペレスが18番手と下位に沈んだ。ただ彼らは、タイヤ温存のためFP1ではハードタイヤ1セットしか使用せず、30周以上を走り込んだ。
またシーズン後半にかけて表彰台の常連となったマクラーレンは19~20番手。ノリスがミディアムタイヤ、オスカー・ピアストリがソフトタイヤを使用したが、そのコンパウンドではタイム計測を完了しなかった。こちらもレッドブルと同様にFP1で爪を隠したと言える。
タイヤ戦略はそれぞれに異なるが、興味深いのはアルピーヌ。ガスリーとエステバン・オコンはFP1で、ハードタイヤを2セット、ミディアムタイヤを1セット使用しており、既にハードタイヤを使い切ったことになる。ハードタイヤを使い切ったという点では、パンクの兆候に見舞われたアストンマーチンのフェルナンド・アロンソも同様だが、アロンソはハード2セットのみでセッションを終えている。
アルファタウリは角田が1分12秒714で13番手。チームメイトのダニエル・リカルドが14番手となった。
この後の予選は日本時間11月4日(土)午前3時から開始される。
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