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ロータス親会社のジーリー、SUVに意欲 構造、XC40と共通が有力

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ロータス親会社のジーリー、SUVに意欲 構造、XC40と共通が有力

ロータスのSUV ボルボXC40の構造利用が有力

ロータスの新オーナーであるジーリーは、たった2カ月前に経営権を握ったばかりであるにも関わらず、新しく子会社となった英国メーカーに対する壮大な計画の立案に着手している。

ロータスのSUV車 パテント画像がリーク 2021年発表

この計画にはロータス製SUVの生産に関するものが含まれている。ジーリー上層部は既にどのプラットフォームを使用するかまで検討しており、ボルボXC40とLynk&Co 01のコンパクト・モジュラー・アーキテクチャがその最有力候補とのことだ。

このプラットフォームの汎用性は、後輪駆動モデルを含むハイ・パフォーマンス・モデルにも適用可能なように設計されている点にある。

ロータスCEOによれば、スポーツカーの生産はノーフォークで行うが、SUVは他の場所で生産されるだろうとの事だ。

SUVの計画以外にも、ジーリーはロータスでスポーツカーを作り続けることを決めており、このブランドの成長にも自信を持っている。

ジーリーのCEOの話を聞いてみよう。

ジーリーCEO、ロータスを理解 潜在能力を活かす

先週の中国でのLynk&Co 01発売の場で、ジーリーのCEOはこの新しい子会社の重要性について強調していた。

「われわれはいま計画を作っているところです。高級スポーツカー市場におけるトップ・パフォーマーとしてのロータスの栄光を取り戻したいと思います」と彼は言う。

「かつてロータスはフェラーリやポルシェと並び称されていました。再びあの地位に戻らなければなりません」

ロータスの買収は、前オーナーであったプロトン株の49%をジーリーが取得する取引の一環であり、これによりジーリーは右ハンドル車両の製造能力を手に入れることができた。

しかし内部情報によれば、ロータスの経営権を握り、その潜在能力を最大限に活かせるという点が、特にジーリーのCEOにとっては非常に大きな魅力だったと言う。

ロータスはかつてボスであったダニー・バハーによる完全な新型モデルを5車種発売するという壮大な計画が2012年に破綻して以来、長年に渡って投資資金の問題に悩まされてきた。

収益性を回復させ、SUV計画に着手したあとも、過去5年間の開発計画は既存モデルの微調整に留まらざるを得なかったのである。

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