WRTはBMWとタッグを組み、来季から“BMW MチームWRT”として世界耐久選手権(WEC)ハイパーカークラスへ参戦予定。それに向けてチームは、5月末にLMDh車両『MハイブリッドV8』をミュンヘン北東ディンゴルフィングにあるBMWファクトリーにてロールアウト。そして先週、スペイン・アラゴンにて初テストを完了した。
3日間のテストでは、BMWのファクトリードライバーであるイェッセ・クローン、シェルドン・ファン・デル・リンデ、ドリス・ヴァントールがドライブした。
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ただ、BMWはテストでの走行距離を明かしておらず、アラゴンテスト後にはダン・ハーパーとマックス・ヘッセが非公式の機能テストを追加実施している。
チームWRTのヴァンサン・ボッセ代表は、アラゴンでのテストを「チームにとってのマイルストーン」と表現した。
「これは大きな一歩であり、我々全員がこれに向けて懸命に取り組んできた」と彼は言う。
「みんなはマシンの組み立てと準備において素晴らしい仕事をしてくれた」
「ロールアウトも上手くいったし、テストでは何の問題もなく、良いフィードバックが得られた」
また、BMW Mモータースポーツの責任者であるアンドレアス・ルースは、アラゴンでのテストを「WEC準備プログラムにおいて非常に良いスタート」と評価し、次のように語っている。
「BMW MハイブリッドV8は、初テストの走行でスムーズに機能した。それにより、エンジニアとチームは最初から豊富な知見を得る経験を得た」
MハイブリッドV8は既に今季のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に投入済み。先週末のワトキンスグレン戦ではレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングが走らせるMハイブリッドV8が初勝利を挙げており、WRTのロールアウトを担当したニック・イェロリーとコナー・デ・フィリピは今回のアラゴンテストには参加できなかった。
WRTは来年3月初めに行なわれるWECカタール戦でのハイパーカークラスの初陣に向けて準備を続けており、BMWは「可能な限り多くのBMW Mワークスドライバーがコックピットに座る予定」だとしている。
WECハイパーカークラスに挑むドライバーラインアップは現時点で発表されておらず、ボッセ代表はラインアップに関する質問をBMW側に委ねている。
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