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超希少な斬新「赤ボディ」輝くロングノーズが美しい! 新車時2000万円の2人乗りスポーツ「GT MF4」がSNSで話題! 正体はいかに

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超希少な斬新「赤ボディ」輝くロングノーズが美しい! 新車時2000万円の2人乗りスポーツ「GT MF4」がSNSで話題! 正体はいかに

■ドイツ発のスポーツカーメーカー「ヴィーズマン」とは

 ドイツ発の希少なスポーツカーであるヴィーズマン「GT MF4」が日本国内で販売されています。
 
 いったいヴィーズマンとはどのようなメーカーであり、GT MF4とはどのようなスポーツカーなのでしょうか。

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 欧州の自動車大国であるドイツには、日本ではあまり見ることのできないスポーツカーも多く存在しており、ヴィーズマンのGT MF4もそんな希少なスポーツカーのうちのひとつです。

 ヴィーズマンは、マーティン・ヴィーズマンとフリードヘルム・ヴィーズマンの兄弟によって、1988年にドイツ西部のデュルメンで創業されました。

 1993年に最初のプロダクションモデルである「MF30」が発表された後、2003年には新世代のモデルであるGT MF4を発売しています。

 GT MF4をはじめとするヴィーズマンの各モデルの特徴は、なんといってもロングノーズかつショートデッキという、クラシカルかつ流麗なスタイリングです。

 GT MF4では、全長4230mm×全幅1850mm×全高1190mmという比較的コンパクトなボディにBMW製の4.8リッターV型8気筒エンジンを搭載し、そこに同じくBMW製の6速スポーツATが組み合わさります。

 最高出力は367馬力を発揮し、最高速度は291km/hにも及ぶほか、アルミニウム製シャシとカーボンファイバー製ボディによって、車両重量はわずか1390kgに抑えられており、0-100km/hは4.6秒を発揮。

 ヴィーズマンには、これら以外にもいくつかのモデルが存在していますが、いずれのモデルもBMW製のエンジンおよびトランスミッションが使用されています。

 独創的なスポーツカーメーカーとして注目されていたヴィーズマンですが、世界最大級のスポーツカー市場である北米への輸出が実現しなかったことなどから2010年以降は業績が悪化しその結果、2013年に破産申請が申し立てられました。

 一方、その後ヴィーズマンは投資家によって買収され、2020年に再始動しています。

 そして2022年9月には、新型スーパースポーツEVの予約販売を欧州で開始することを発表し、復活を果たしました。

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 日本国内では、東京・世田谷の「エリートスポーツ」によって輸入販売がおこなわれていたヴィーズマンですが、その販売台数はごくわずかだったようです。

 しかし、2022年11月13日現在、愛媛県新居浜市の「トータルカーサービスジェイ」では、1台のGT MF4が販売されており、希少車を愛するSNSユーザーの間で話題となっています。

 販売されているGT MF4は、2008年式のもので走行距離はおよそ1万5000km。

 エクステリアカラーはメタリックの美しいワインレッドで、そこにベージュ×ワインレッドのインテリアがマッチしています。内外装ともにコンディションは上々で、目立つキズやヤレはありません。

 スペアキーや記録簿も残っており、管理が行き届いた1台といえそうです。

 トータルカーサービスジェイの担当者によれば「BMW製のエンジンを搭載していることからもわかるように、いたってふつうのクルマ」といいます。

 希少車ということもあり引き合いは少なくないようですが、海外からの問い合わせが多いようです。

 価格は「応談」となっていますが、新車価格が2000万円を超えるモデルだけあり、中古車となった現在でも相応の価格を維持しているといいます。

※ ※ ※

 ハンドクラフトによるヴィーズマンの流麗なデザインは、量産車ではとても実現できない特徴的なものです。

 そうしたクラフトマンシップは、EVメーカーとして復活した新生ヴィーズマンにも引き継がれているようです。

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