バイクの「ASSY」!?その意味とは
バイクが趣味でも乗るのがメインで、修理やメンテナンスは苦手という人も少なくないでしょう。とくにバイクはカタカナの専門用語がたくさん存在するので、言葉を覚えるだけでもひと苦労。そんなバイク用語のひとつに、修理の時などに聞くことがある「ASSY」という言葉があります。
ASSYはそのままアッシーと呼びますが、バブル時代を謳歌した人は、当時流行った女性を送り迎えしてくれる男性を意味する「アッシーくん」を連想するかもしれません。
では、バイクの修理時などによく使われる「ASSY」とは、どのような意味をさすのでしょうか。
ASSYとは英語の「assembly」(アッセンブリー)のスペルを略した言葉で、「アッシー」と呼ぶのが一般的ですが、「アッセン」と呼ぶこともあります。
またアッセンブリーは日本語で「組み立てた部品」「集まったもの」という意味。ASSYは、バイクだけでなくクルマなどにも使われ、パーツ単体ではなく細かなパーツの組み合わせでできた1つのまとまった構成部品のことを指します。
たとえば「ヘッドライトのASSY交換」といった場合は、球切れでバルブだけを交換するのではなく、レンズカバーや樹脂ボディ、反射板、ソケット、配線コードなど、ヘッドライトのユニットごと交換することをいいます。
このように、組み立てて売っているパーツのことを「◯◯◯ASSY」というように呼び、メーカーのパーツリストに表記されることも少なくありません。つまりASSYは、「パーツのセット販売」といったところです。
ASSYであれば、細かいパーツ単位で注文して組み立てるよりもコストが抑えられ、作業が簡略化できるメリットがあります。その反面、ひとつのパーツだけが壊れてパーツ単体が欲しくてもASSYでしか注文できないケースもあるので、パーツ丸ごと交換となり費用が高くなってしまうことも。
そのため、メンテナンスの知識があまりなく、簡単にパーツ交換や修理をしたい人にとってASSYはメリットが大きいと言えるでしょう。しかし、バイクの構造に詳しく修理の作業も苦にならなず、なるべくリーズナブルに費用を抑えたい人にとってはASSYはデメリットのほうが大きくなる傾向にあります。
また、バイクショップや修理工場などの現場の作業でも、ASSYにするメリットが大きくなります。1つ1つのパーツを組み立てていくような作業では、時間がかかり人件費も高くなるためコストが上昇してしまいます。ならば、故障したところをASSYで丸ごと交換してしまったほうが、時間とコストを大幅に節約できるというわけです。
ユーザーの立場からみても、故障の内容によってはASSYで修理してもらったほうがお得になる場合があります。一つのパーツを交換すれば直るというケースでは、部品代だけで済むかもしれませんが、交換にはすべて分解して再び組み立てなおすという手間がかかることがあります。
そうなると工賃が高くなり、結局のところ総額でASSY交換のほうが安上りになることも少なくありません。このように工賃を含めた場合を考慮して、パーツ交換だけにするか、ASSY交換にしたほうがよいかを、お店のスタッフとよく相談したほうがよいでしょう。
※ ※ ※
「ASSY」とは、assembly(アッセンブリー)の略です。バイクやクルマの修理の時などに使われる言葉で、個々のパーツの組み合わせでできた1つのまとまった構成部品のことをいいます。
1つのパーツを交換するよりもASSYで修理したほうが安くなるケースがあるので、バイクの維持費を少しでも抑えたいと思っている人は覚えておくと安心です。
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