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アウディQ5 スポーツバック ファーストエディション【3分で読める輸入車解説/2022年現行モデル】

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アウディQ5 スポーツバック ファーストエディション【3分で読める輸入車解説/2022年現行モデル】

アウディQ5/Q5スポーツバック (Audi Q5/Q5 Sportback)※SQ5/SQ5スポーツバック含む
現行モデル発表日:2017年9月20日
車両価格:707万円~986万円

ワインディングロードに持ち込むと気持ちよく曲がる
パワートレーンは、ディーゼルターボエンジンに12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステムを採用。また、クラッチ付きの4WDシステムを採用し、負荷がなく4WD走行が不要と判断した時にはプロペラシャフトとリアドライブシャフトを切り離すことでFFになる。また、コースティング時にはエンジンを完全停止するなど、燃費向上のテクノロジーも採用されている。

アウディQ5スポーツバック×A5スポーツバック。エレガントなスタイルで気持ちよく満たされる

最高出力150kW(204ps)/3800-4200rpm、最大トルク400Nm/1750-3250rpmのアウトプットは必要十分なパワーフィールだ。けっして俊足ではないし、軽快さもないが、トルクでグイグイとボディを引っ張っていく感じは急かされるでもなく、まどろっこしくもなくとても心地良い。

重厚感のあるドライブフィールだが、重さを鈍重と感じることはない。それはやはり、軽快なフットワークのおかげだろう。試乗車には、「ダンピングコントロールサスペンション」が奢られており、この効果が大きい。ドライブセレクトはデフォルトのAUTOでも秀逸で、高速道路やワインディング路、シチュエーションに応じて減衰をコントロールしてくれる。

ワインディングロードでダイナミックモードを試してみたが、タイヤからの入力がキツくなる感じはなく、むしろロールが規制される印象が強い。コーナーの進入では気持ち良く曲がり、その先、クルマが傾くという感覚がなく、ちょっと大げさにいうとカラダが真横に引っ張られるような感じ。おそらく、ドライバー以上に同乗者にやさしい動きだと思う。

ルックス、走り、実用性と3拍子揃ったQ5スポーツバックだが、同クラスには、メルセデスベンツGLCクーペとBMW X4というライバルがいる。メルセデスは4ドアクーペを流行らせたブランドであり、BMWはSACという独自の名称でクーペSUVを最初に出したパイオニアだ。いずれも2L直4ディーゼルターボエンジン搭載モデルがあり、トルクは400Nm、パワーもほぼ近しい。ボディサイズも同格で、価格も700万円台後半と真っ向勝負だが、何と言ってもスタイリングのエレガントさはアウディQ5スポーツバックが一番だと言っていいだろう。(文:佐藤久実)

アウディQ5 スポーツバック ファーストエディション 主要諸元
全長:4520mm
全幅:1840mm
全高:1565mm
車両重量:2680kg
エンジン:直4ディーゼルターボ+モーター
総排気量:1968cc
最高出力:150kw(204ps)/3800-4200rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1750-3250rpm
駆動方式:4WD
サスペンション形式:前後ダブルウイッシュボーン
タイヤサイズ:235/55R19

[ アルバム : アウディQ5 スポーツバック ファーストエディション はオリジナルサイトでご覧ください ]

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