海外の風土や国民性を濃厚に感じられるのが「商用車」
わが国で趣味のヒストリックカーといえば、とかく往年のスポーツカーや懐かしのセダンなどが脚光を浴びがちだが、もちろん商用車、例えばダイハツ「ミゼット」やマツダ「K360」といった一世を風靡したオート三輪や、初期の「トヨエース」など、かつて我々の生活に欠かせなかった「働くクルマ」を大切に維持しているファンも少なくない。
「500/チンクエチェント」だけじゃない! FF時代の先駆け「127」はサンデーレーサー仕様で楽しめるクラシック・フィアットでした
ただ、今回ご紹介する欧州生まれの旧いコマーシャルカーとなると、さすがにわが国ではほとんど見かけることもなく、その知名度自体、決して高くない。
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