ノンアルコールでもアルコールを含むものもあるので注意
秋の行楽シーズン、ドライブに出かけた先でのバーベキュー、あるいは温泉に浸かったあとは、やっぱりビール! でも、運転があるのでノンアルコールビールで……ということはよくあること。でも、ノンアルコールビールを飲んだあと、本当にクルマの運転をしてもいいのだろうか。
日本の酒税法では、アルコール分1%未満の飲み物は、酒類に含まれないので、1%未満のアルコールが含まれていても、ノンアルコールビールを名乗ることはできる。つまり厳密にいうと知らないうちにアルコールを摂取しているというケースも考えられる。
とはいえ、現在、各メーカーが力を入れているのは、アルコール分0.00%の商品で、キリン パーフェクトフリー、アサヒ ドライゼロ、サッポロ プレミアムアルコールフリー、サントリー オールフリー、日本ビール 竜馬1865などは、アルコール分0.00%のノンアルコールビールなので、運転前でも、運転中でも、アルコールによる影響はゼロ。
今年のゴールデンウィークに、東名高速の海老名SAをはじめ、全国7カ所の高速道路のSAで、「ドライゼロ クリーミー」販売イベントを実施した、アサヒビールのお客様相談室に確認したところ、「ドライゼロクリーミーをはじめ、アルコール分0.00%のノンアルコールビールなら、何杯飲んでも、アルコールの影響は心配ありません。移動中の休憩時や運転の合間のリフレッシュにノンアルコールビールテイスト飲料と楽しんでいただければということで、SAでの販売イベントを実施しました」とのこと。
また、キリンビールのHPにも、「(キリンフリーは)アルコール0.00%の炭酸飲料ですので、(クルマの運転は)問題ありません。また、警察庁科学警察研究所の論文を参考に、運転シュミレータでの実験を行い、運転能力に影響がないことを確認しております」と書かれている。
つまり、アルコール分0.00%のノンアルコールビールなら、心配ないということ。日本のビール以外でも、例えばドイツの「ヴェリタスブロイ ノンアルコールビール」など、アルコール分0.0%のノンアルコールビールはいくつかあるので、選択肢は意外に広い。
一方で、下町を中心に親しまれてきたビールテイスト飲料、ホッピー(ホッピービバレッジ)などはアルコール分0.8%、アメリカのノンアルコールビール、テキサスセレクトは0.5%未満、オーストラリアのブローリー プレミアムラガーは、0.9%以下と、微量のアルコールを含む商品もいくつかあるので、「ノンアルコール」という表示だけではなく、アルコール分何%といった、数字はきちんと確認しておきたい。
個人的には、家に帰るまで我慢して、自宅で本物のビールを……というほうが幸せな気もするが、ノンアルコールビールの味もどんどん良くなってきているので、このまま商品開発が進めば、ドライブ先で、もっと美味しい本格的なノンアルコールビールが楽しめそうだ。
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