数少ない後期型がプラモデルになって登場
新型コロナウィルス感染拡大にともない、おうち時間が増えたことから注目を浴びているプラモデル。9月にはさらなる魅力的なモデルが登場! 自動車からオートバイ、軍用車、さらには艦船の模型まで幅広いジャンルを手がけているホビーメーカーの青島文化教材社。同社の「ザ☆モデルカー」シリーズに1/24スケールのトヨタ2000GT(後期型)が発売される。 1967年にデビューしたトヨタ2000GTは、日本車初となるリトラクタブルヘッドライトの採用や、市販車初採用のマグネシウムホイール、4輪ディスクブレーキなど当時の国産車としては群を抜いたトピックスを持ち合わせていた。 1970年まで生産されたトヨタ2000GTの生産台数は337(試作車含む)台のみで、新車価格は当時のクラウン スーパーデラックス(112万円)を2台購入することができた238万円だった。
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青島文化教材社では今回、1969年にマイナーチェンジが施された後期型がモデル化されリリースされた。ちなみに前期型と後期型の違いはフロントのフォグランプが大きいほうが前期型で、リヤのリフレクターが巨大化しているのが後期型だ。ほかにも変更点はあるが今回は割愛させていただく。 話をプラモデルに戻すと、窓枠やヘッドライトハウジングにはメッキ仕上げの別パーツがあてがわれて作りやすさを重視。窓枠やドアノブ、アンテナなどにメッキパーツを使用して、ディテールを引き締めている。 ほかにも新規デカールや、前後に配する15インチの「スーパースピードラジアル-10」を模したタイヤや、アルミナンバープレートまで用意されている。 なお、ボディの成形色は白となっている。ボディカラーは実車にラインアップされていたホワイト、レッド、シルバー、イエロー、グリーン、ブルーの6色から選んで塗るのもあり、オリジナルで塗装もありだろう。
気になる価格は3960円(税込)となっている。全国の模型店およびインターネットで購入することができる。ちなみに別売りディテールアップパーツセットも同時発売予定なので、気になる方はチェックをしてほしい。
※掲載されている画像は試作品です。
◆1/24 トヨタ MF10 2000GT ’69http://www.aoshima-bk.co.jp/product/4905083057292/
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みんなのコメント
子供の頃に見た『スティングレイ(C2)』は、それがリトラクタブルライトと言うだけでカッコ良かった。
ところが『2000GT』は、普通にヘッドライトがあるのに、さらに大きなライトがせり出してくるなんて、きっとそれって、より高性能なヘッドライトなんだろうなと勝手に解釈をしていた。
グリル横のライトがフォグだと知ったのは、ずいぶんと月日が経ってからだった。