日産がハイパフォーマンスな性能を持たせたスポーティブランドとして位置づけ展開しているNISMO。現在は7車種にNISMOモデルが設定されているが(マーチ、ノート、セレナ、ジューク、フェアレディZ、GT-R、リーフ)、今後はさらなるラインナップの充実化を期待したいところだ。
まず、海外では発売されているものの、日本には投入されていないNISMOモデルがある。
たとえば、シルフィの北米仕様がセントラだが、そのNISMOバージョンであるセントラNISMOが北米で発売中。2015年には中東向けに、LクラスSUVのパトロールをベースにしたパトロールNISMOも登場している。
また、コンセプトモデルの発表だけに留まっているが、パルサーニスモも2014年に公開。これらのモデルは日本でもぜひ導入してほしい。
そして、今後登場予定のニューカーとしてエクストレイル、エルグランド、デイズという3車種の次期モデルにもNISMO仕様が設定されるかが注目! また今のところ、インフィニティブランドへのNISMOモデルの設定はないともいわれるが、日産を代表するスポーツセダンのスカイラインにはNISMO仕様の登場を期待したい!
※本稿は2018年9月のものです
文:ベストカー編集部、写真:NISSAN、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2018年10月26日号
■セントラNISMO
日本ではシルフィの名で販売されている北米向け主力セダンのセントラを、NISMOバージョンに仕立てたセントラNISMO。
セントラのスポーティグレードであるSRターボをベースに内外装やサスペンションをチューニングした仕様で、パワーユニットはジュークNISMOと同じ190psを発揮する1.6L直4ターボを搭載。トランスミッションは6速MTとCVTが組み合わされている。
なお、写真は「日産関係者か?」思われるセントラNISMOを日本国内で偶然撮影したもの。ということは、日本導入の可能性は高い?
●投入可能性……80%
■パルサーNISMO
2014年のパリモーターショーで公開されたパルサーNISMOのコンセプトモデル。パルサーのスポーティモデルとしての可能性を追求したモデルで、市販化が注目されている。
ゴルフGTIの対抗モデルとして市販化か!?
●投入可能性……60%
■スカイラインNISMO
現行スカイラインには3.5Lハイブリッド車とベンツ譲りの2Lターボ車の2タイプが用意されているが、そこにトップグレードとしてNISMOが投入される可能性がある。
搭載エンジンは、北米仕様のレッドスポーツ400に設定される400psを発揮する3L V6ツインターボ。強力な心臓を持つスカイラインの復活に期待したい。
●投入可能性……50%
■次期型エクストレイルNISMO
4代目となる次期型エクストレイルは2019年末~2020年初頭に登場予定。基本的には現行型を踏襲した都市型SUVテイストのモデルとなるが、中身は一新してパワートレーンにe-POWERを搭載。4WDも左右駆動配分システムを持つ新型のモーターアシスト式が採用される。
そして、この次期型ではNISMOモデルが設定され、ノーマル車よりもさらにパワーを上げたモーターを搭載したハイパフォーマンスSUVになる可能性が高い。
●投入可能性……70%
■次期型エルグランドNISMO
現行型エルグランドにはNISMOが発売するチューニングパーツが用意されているが、セレナなどのようなロードカーの設定はない。しかしながら、次期モデルにはトップグレードとしてNISMOモデルを設定するはず。
このクラスで一人勝ち状態のアル/ヴェルに対抗するためのイメージリーダーモデルがエルグランドNISMOだ。
●投入可能性……60%
■次期型デイズNISMO
NISMOモデルの攻勢は軽自動車まで拡大する予定。日産と三菱との合弁会社NMKVによって現行型デイズが誕生してから5年、その次期型の開発は進んでおり、そのラインナップにはNISMOモデルも設定される可能性が高い。
次期型用には新型エンジンを開発しているが、予想されるデビュー時期の2019年末には間に合わず、デビュー当初のエンジンは現行型のキャリーオーバーになるという。
そのため、NISMOモデルはそのあとのマイチェン版で専用チューンの新型エンジンを搭載することが見込まれる。
●投入可能性……80%
■パトロールNISMO
現在は海外専売車となっている日産のLクラスSUVであるパトロール。そのニスモバージョンが昨年、中東でのNISMOブランド導入に合わせて発表。5.6L V8エンジンはノーマルエンジンの400hpから28hpパワーアップされている。
●投入可能性……50%
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