■現行モデルから発表されてから5年! いまもなお売れ続けるその理由とは?
シエンタは、2015年7月に現行の2代目モデルが発売されて以来、現在もなお人気があります。
トヨタ車が100万円以下!? シエンタより小さい 人気ミニバン「カリヤ」とは
日本自動車販売協会連合会が発表した2019年1月から12月の軽自動車を除く販売台数では、トヨタ「プリウス」、日産「ノート」に続き、総合ランキングで3位、11万880台を販売する人気モデルとなりました。
また、2020年上半期(1月から6月)でも、4万194台を販売して総合6位につけており、現在も順調に売れ続けていることがわかります。
なぜ、シエンタは好調な売上台数を伸ばし続けているのでしょうか。この理由について、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「コンパクトミニバンでありながら、ゆとりのある設計になっているので、ファミリー層や若い夫婦を中心に人気を集め、2020年に入ってからも納車数は好調です。
使い勝手がいいことはもちろん、小さなお子様でも乗り降りしやすい工夫が組み込まれているので、子どもの成長問わず長く愛用できることも人気の要因のひとつです。
また、高齢者の方でも乗り降りしやすい設計になっているため、幅広い年齢層への配慮が、今もなお人気を集める大きな要因でしょう」
シエンタは幅広いユーザーに向けた利便性の高い構造を活かし、いまもなお数多くの人々に人気を集めていることが分かりました。
※ ※ ※
シエンタの好調を支える要因としては、3つのポイントが挙げられます。
ひとつ目は、販売店スタッフのコメントにもあったように、ファミリー層向けにこだわった造りを意識していることです。
子育て世代は、クルマ業界にとって非常に美味しいマーケットです。移りゆくブームに左右されることなく、常に居続けてくれるユーザーであることから、売上を伸ばしやすくなります。
このような子育て世代のニーズに答えるべく、シエンタはファミリーカーとしての工夫を随所に組み込んでいます。
シエンタのボディサイズは全長4300mm以下、全幅1700mm以下で、5ナンバーサイズとなることから、日本の狭い道路事情でも非常に取り回しがよく、運転が苦手な人でも問題なく操作できます。
また、マンションの駐車場など、狭い場所でも邪魔にならないボディサイズとなるほか、スライドドアを導入することで子どもの乗り降りも最適です。
このように、ファミリカーとして欠かせない要素が詰まっていることから、若い家族連れにも根強い人気を誇ります。
■シエンタが好調な2つ目・3つ目の要因とは?
ふたつ目は、現行モデルからの販売網拡大が大きく関係しています。
初代シエンタはカローラ店のみの販売でしたが、2015年7月に発表された現行モデル以降、トヨタの4チャネルすべて(トヨタディーラー全店)で取り扱われたことで販売網が大きく拡大しました。
そして3つ目は、2018年9月のマイナーチェンジです。これまでの3列シート7人乗りに加え、広い後席空間を実現する2列目5人乗りグレード「FUNBASE(ファンベース)」が追加されたことで、売上に繋がる大きな要因となりました。
2列モデルの導入により販売が伸びた背景には、ここ数年のキャンプブームが大きく関係しています。
シエンタの2列モデルでは、2列目シートを倒した荷室長が3列モデルより長く、荷室の使い勝手が向上しています。
より積載性を意識した設計となっていることから、家族や友人たちと海や山へ出かけるユーザーに注目を集めました。
また、2019年10月には、特別仕様車としてアウトドアへの方向性を強めた「GLAMPER(グランパー)」も追加されています(2列モデル・3列モデル両方の設定あり)。
では、2列モデル追加以降、3列モデルの需要はどうなっているのでしょうか。前出したトヨタの販売店では、以下のように話します。
「2018年におこなわれたマイナーチェンジ後、2列モデルの売れ行きは好調です。しかし、当販売店における実際の販売台数は、2列モデルと3列モデルは半々です。
3列モデルも、2列目の下にシートを収納できるため、大きな荷物を積むことが可能です。時々の乗車人数によってシートの数を変更できることから、2列目シート追加以降も、変わらず人気を集めています。
このように、普段の乗車人数に合わせて選ばれていることから、どちらか一方が飛躍して売れているというわけではありません」
マイナーチェンジで新登場したことから2列モデルに注目があつまりますが、本来のミニバンの姿である3列モデルも、変わらずに人気を獲得しているようでした。
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