2025年シーズンのF1がオーストラリアで幕を開けてから1週間、早くも第2戦中国GPが始まった。最初のセッションとなるフリー走行1回目では、マクラーレンのランド・ノリスが最速タイムをマークした。
久しぶりのカレンダー復活となった2024年から続けて、中国GPは2025年もスプリントフォーマットでの開催。この1時間のセッションを経て、すぐさまスプリント予選へと進むことになる。
【リザルト】角田裕毅は10番手|F1 2025 中国GP FP1
土曜日のF1スプリント終了後には一度パルクフェルメルールが解かれ、マシンセットアップ変更が可能となるものの、データ収集のためにFP1は非常に重要なセッションとなる。大荒れの開幕戦でクラッシュを喫したドライバーにとっても、新車でのマイレージを稼ぐ上で重要だ。
気温22度、路面温度34度と温かいコンディションの中FP1がスタートすると、全車がミディアムタイヤで走り始め、今年の中国GP開催に向けて全面再舗装を受けた上海国際サーキットの新路面を試した。
コースの限界を試す中でコースオフを喫するドライバーも散見され、「昨年と比べて少しトリッキーだ」という声も挙がったが、セッション序盤からトップタイムが1分33秒を切り、昨年レッドブルのマックス・フェルスタッペンが記録した1分33秒660のポールポジションタイムを上回った。
セッションが20分を経過した頃には、メルセデスのジョージ・ラッセルが10周を履いたミディアムタイヤで1分32秒377をマークしてタイムシートのトップに浮上。ここで多くのドライバーが一度ピットインを経て、残り15分というところまで同じタイヤセットでロングランプログラムを実施した。
アルピーヌのジャック・ドゥーハンは終盤までロングランを続けていたが、縁石に乗り上げたところでマシンがシャットダウン。漏電の可能性に備えて、マシンから両足で飛び降りた。
これにより赤旗中断となったが、残り9分で再開。一度ガレージに戻っていたドライバーは、ソフトタイヤを履いてコースへと戻り予選想定プログラムを開始した。
まずフェラーリのシャルル・ルクレールが1分32秒103でトップタイムを更新してラッセルのタイムを上回った。
多くのドライバーが同じセットで2回目のタイム計測を実施し、開幕戦を制したノリスが1分32秒504でルクレールを上回った。ルクレールはここに0.454秒届かず2番手。マクラーレンのオスカー・ピアストリがノリスから0.649秒差の3番手、フェラーリのルイス・ハミルトンが0.691秒遅れの4番手となった。
セッションはこれで終了。トップ4をマクラーレンとフェラーリが占めるという結果となったが、中国GPでもノリス、マクラーレンの強さは健在だ。
5番手にはラッセル。その後ろには、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボン、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、レーシングブルズの角田裕毅が並ぶというトップ10になった。
トップチームの一角であるレッドブル勢は、フェルスタッペンが16番手、レーシングブルズのアイザック・ハジャーを挟んでリアム・ローソンが18番手と下位に沈んだ。フェルスタッペンはソフトタイヤ1発のタイムを計測せずにピットへ戻ったため予選の実力は未知数だが、マクラーレンやフェラーリ、メルセデスがロングランのスティント終盤まで1分37秒台をキープしていた一方で、レッドブルは1分39秒台と、燃料搭載量など各車の走行条件が異なると考えられるものの、やや不安が残るFP1となった。
この後、日本時間16時30分からはスプリント予選が行なわれる。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
400万円以下で買えるトヨタの「快適ミニバン」とは? 街で見かける「アルヴェル」は買えないので「ヴォクシー」に! オットマンも備わる「極楽2列目」がすごかった
ついに「クルマの税金」来年度から大きく変わる? 抜本的な見直しは可能なの? 準備はいま、どのように進められているのか
嘘だろ [日本製鉄]の米国への訴訟は日本全体の[イメージダウン]になるってホントかよ!?
「善意を踏みにじるな」 おたる水族館「無料ベビーカー」消失でSNS炎上! 犯人は誰? 性善説もはや崩壊? 感情論を排した解決策を考える
【マイチェン情報】新型「ステップワゴン」登場は5月。デザイン変更、ブラックエディション&上級仕様エアーでライバルを追撃
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?