Porsche 911 GT3 Cup
ポルシェ 911 GT3 カップ
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2020年12月12日に詳細なスペックを発表
2021年にポルシェ・スーパーカップや世界中で行われているカレラ・カップに投入される、新型ワンメイクレーシングカー「ポルシェ911 GT3 カップ」の開発が最終段階を迎えた。テクニカルスペックを含めた正式発表は12月12日に行われる予定だ。
今回投入される911 GT3 カップは、現行のタイプ992世代のポルシェ911をベースにした初のレーシングマシン。最新カップカーは、これまでの偉大な遺産を引き継いだ1台となる。
1990年の初代デビュー以来、ポルシェはワンメイクカップレーサーを4251台も製造してきた。先代のタイプ991だけでも1410台を製造。このうち991第1世代が673台、2017年から投入された第2世代は737台が、世界各国にデリバリーされている。
世界中の声に耳を傾けて行われた開発
新型911 GT3 カップの開発は、2018年半ばにコンセプトの定義からスタートした。大成功を収めたタイプ991から何を改善すべきなのか、そしてカスタマーはカップカーに何を求めているかが議論されたのである。開発に携わったプロダクトマネージャーのクリストフ・ヴェルナーは次のようにコメントした。
「世界中のレーシングチームやワンメイクレースオーガナイザーと密接に協力しアイデアを交換することは、非常に有益な時間でした。これはポルシェ管轄のシリーズ以外も含んでいます。エンジニアやメカニックだけでなく、ドライバーやチームボスの声にも耳を傾け、現在のマシンの何が気に入っているのか、どの部分の改善が必要なのかを探ったのです」
「どのようなレーシングカーが求められているのか、そのムードを正確に把握し、多くの情報を収集することで、新仕様の開発における優先順位を設定することができました。このレーシングカーは、ワンメイクレースだけでなく耐久レースやクラブスポーツイベントでも使用されることもあるのです」
2019年半ばにプロトタイプ「TC01」が完成
1年の開発機関を経て、数百個にも及ぶニューパーツが取り付けられたプロトタイプ「TC01」が2019年半ばに完成。911 GT3 カップのプロジェクトマネージャーを務めるヤン・フェルドマンは、この期間の開発状況を次のように説明した。
「ポルシェ・モータースポーツセンターで最初のボディシェルと、すべてのコンポーネントを完成させました。プロジェクトチームはわずか10日間という記録的な時間で、このモデルのアッセンブリーを完成させています。この期間は、我々にとってもとても興味深いプロセスでした。2018年に立ち上げられたプロジェクトチームが、完璧に機能していることを示したのです」
1号車はポルシェ社内の風洞施設に直行し、2台目はヴァイザッハR&Dセンターのテストコースに送り出されている。
「当初の予定ではシェイクダウンとして2~3km程度走らせる予定でしたが、結局、レーシングドライバーのクラウス・バクラーが全開で30周も走行しました(笑)。最初に彼が全速力で駆け抜けた時は、その場にいた全員に鳥肌が立ちました。このシェイクダウンは大成功でした。いくつかの素晴らしいフィードバックを受け取ることができました」
ポルシェ・マイスターによる精力的なテスト
ヴァイザッハでの4日間のシェイクダウンテストを終えたTC01は、ヨーロッパツアーへと向かった。ドイツのユーロスピードウェイ・ラウジッツに続き、イタリアのモンツァや、その他の国際的なサーキットでテストが行われている。
「私たちにとって、様々な特性を持つサーキットを、可能な限り幅広く学ぶことが重要でした。これらの経験は、開発の最終段階に反映されました」と、テクニカルマネージャーのマルティン・メイジスは振り返る。
2020年半ばまでにサーキットで数千kmのテストが行われ、「TC01」のスペックを確定。ニュルブルクリンクをはじめとするグランプリサーキットを使って行われたロングランテストでは、マルコ・ホルツァー、ラース・カーン、ミハエル・アメルミューラー、そしてブランドアンバサダーのヨルグ・ベルグマイスターらが参加した。
「テストドライバーには幅広い個性が求められました。彼らはみな、具体的なフィードバックを与えてくれました。エンジニアとして、私たちは彼らの言葉を通してクルマを体験したのです。パフォーマンス面では、新型911 GT3 カップは大きな飛躍を遂げました。エンジン、サスペンション、エアロダイナミクス、ブレーキ、エレクトロニクス、人間工学に至るまで、すべての分野で改善が図られています」と、メイジスは説明する。
オシャースレーベンでの最終テストを完了
すべての開発、各コンポーネンツの長時間にわたるベンチテストを終えた開発チームは、最終テストの場としてモトールシュポルト・アレナ・オシャースレーベンを選んだ。911 GT3 カップはすべてのレース装備が取り付けられ、カモフラージュとして迷彩カラーリングが施された。この不思議なカラーリングは、有名なサーキットのコーナーを模したという。
数名のドライバーが参加した最終テストでは、チームが新型カップカーをどのように扱うかがチェックされた。
「カスタマーの視点でレースウィーク全体をシミュレートし、チームが使いやすい車両を考察しました。例えば、意図的にトラブルを発生させたりもしています。誤った操作やアクシデントもシミュレーションしました」と、ヴェルナーはテストを振り返った。
「この最終テストを通して、私たちはマイナートラブルを修正することができました。同時にカスタマーサービスを担当するエンジニアや、スーパーカップのルーキーコーチを務めるマルコ・ゼーフリートは、新型モデルの機能や操作性、ハンドリングへの理解を深めています。これはニューマシン発表前に、やるべき重要な作業です。新型911 GT3 カップの導入に向けて、可能な限りの準備をしてきたと自負しています」
GTレース部門のプロジェクトマネージャー、マティアス・ショルツが最後に付け加えた。
「我々は完全に満足してオシャースレーベンから帰ってきました。この広範なテストの結果、新型カップカーが、お客様の手でレースを走る準備ができていると確認できたのです」
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