マクラーレン・レーシングは、18歳のイタリア人ドライバーであるブランド・バドエルが、ドライバー育成プログラムに加入したことを発表した。
元F1ドライバーのルカ・バドエルの息子であるバドエルは、現在フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ・チャンピオンシップ・バイ・アルピーヌ(FRECA)に参戦している。マクラーレンは12カ月の評価期間を経て、バドエルに対して保有していたオプションを行使することを選択した。
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ブランドはカートで経験を積んだ後、2022年のUAE-F4選手権でシングルシーターデビューを果たし、同年にはイタリアン4シリーズにも参戦した。2023年、バドエルは両選手権への出場を続け、イタリアのシリーズで表彰台を5回獲得した。
2024年のプレシーズン中、ブランドはフォーミュラ・リージョナル・ミドルイースト選手権で3回表彰台を獲得し、その後オランダのトップチームであるファン・アメルスフォールト・レーシングからFRECAに昇格した。18歳のバドエルはこれまで、2位に5回、3位に2回入賞し、合計7回表彰台を獲得している。
マクラーレン・ドライバー育成プログラムでの継続的な進歩の一環として、バドエルは同プログラムのメンバーであるウーゴ・ウゴチュクウとともに、2025年にFIA F3選手権にプレマ・レーシングから参戦する予定だ。
「マクラーレンのドライバー育成プログラムに参加できることをうれしく思う」とバドエルはコメントした。
「素晴らしいレースの伝統と、才能を育成する実績のあるチームに参加できるのは素晴らしいチャンスだ」
「プレマ・レーシングとともに2025年のFIA F3選手権に参戦することは、僕が進歩を続けるにあたって助けになるだろう。マクラーレンのチーム全員のサポートに感謝したい。チームの指導から学び、チームの象徴的なカラーでレースをするのが待ちきれない」
マクラーレンのF1ビジネス・オペレーション・ディレクターで、チームのドライバー育成を率いるステファニー・カーリンは、マクラーレンの社内プログラムに入るバドエルを歓迎した。
「私たちは過去1年間彼を注意深く見守ってきましたし、競争の激しいフォーミュラ・リージョナル選手権におけるルーキーとしての彼のパフォーマンスに感銘を受けてきました。ですから、私たちのオプションを行使して、彼をフルタイムでプログラムに参加させるのは理にかなったことです。彼がマクラーレンでレースをする姿を見たり、プレマ・レーシングからFIA F3選手権に参戦する彼の成長をサポートしたりすることを楽しみにしています」
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