■ガソリン仕様は設定無しで豪州市場に登場
2021年10月5日、トヨタのオーストラリア法人は新型「ランドクルーザー(300シリーズ)」を現地で発売したと発表しました。搭載されるエンジンラインナップなど、日本で販売される新型ランドクルーザーとは一部違いがあるといいますが、どんな特徴があるのでしょうか。
【画像】ブルバー装着で最強仕様に! 新型「ランドクルーザー サハラZX」を見る(30枚)
新型ランドクルーザーは、2021年6月10日に世界初公開されたモデルで、その後各国の市場で発表され、日本市場では2021年8月2日に発売されました。
一方、オーストラリア市場では2021年8月4日に、グレード体系や価格など現地仕様の詳細が発表されていました。
今回、オーストラリアで新型ランドクルーザーが発売されるにあたって、セールス・マーケティング・フランチャイズオペレーション担当 バイスプレジデントのショーン・ハンリー氏は、次のようにコメントしています。
「ランドクルーザーは、1950年代にスノーウィーマウンテンズ水力発電計画の建設現場で用いるためにオーストラリアへ輸入されました。
以来、ランドクルーザーはオーストラリアでもっとも過酷な環境に立ち向かうクルマの代名詞となっています。
新型ランドクルーザーは、当社のフラッグシップSUVとしての快適性、安全性、オフロード性能をさらに高めました。
その場所が学校の駐車場であっても、あるいはアウトバック(オーストラリア内陸の砂漠を中心とした地帯)の真ん中であっても、新型ランドクルーザーはドライバーに同等の快適性をもたらします。
新型ランドクルーザーが、オーストラリアにおける歴代ランドクルーザーの輝かしい遺産を引き継ぐことを大いに期待しています」
※ ※ ※
新型ランドクルーザーに搭載されるエンジンは、日本仕様では3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンと、3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルの2種類が設定されますが、オーストラリアでは3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルのみとなります。
ディーゼルエンジンのスペックは最高出力227kW(309馬力)・最大トルク700Nmで、組み合わされるトランスミッションは10速ATです。けん引能力は最大3500kgを確保しました。
また、オーストラリア仕様ではグレード展開も日本仕様とは一部異なります。
トヨタのモータースポーツブランド「GR(GAZOO Racing)」を冠したパフォーマンスグレードとしてe-KDSSを搭載した「GRスポーツ」(5人乗り)が設定されるほか、デザインと快適性を追求したもうひとつのフラッグシップグレードとして「サハラZX」(5人乗り)を設定。
オーストラリア市場においては「GRスポーツ」と「サハラZX」が、新型ランドクルーザーのふたつのフラッグシップグレードとして設定されるということです。
上記2グレード以外では「サハラ」(7人乗り)、「VX」(7人乗り)、「GXL」(7人乗り)、「GX」(5人乗り)を設定。
なお外観の細かい違いとして、日本仕様の新型ランドクルーザーではルーフレールが全車メーカーオプションとなっているものの、オーストラリア仕様ではエントリーグレード(GX)を除く全グレードがルーフレールを標準装備しています。
また、オーストラリアならではといえるディーラーオプションとして、大型野生動物からクルマを守るブルバー(カンガルーバー)も設定されました。
新型ランドクルーザーの価格は、オーストラリア市場では8万9990豪ドル(日本円換算で約735万円)からに設定されます。「GRスポーツ」の価格は13万7790ドル(約1125万円)、「サハラZX」の価格は13万8790ドル(約1134万円)です。
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