新型ノート 6位に食い込む
text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)
【画像】スズキ・ソリオ新型、ホンダNボックス改良型、日産ノート新型【2020年12月発売の新モデル】 全200枚
2021年1月の新車販売の車名別ランキングを、日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会が発表した。
登録車に関しては、新型車を中心に販売台数を伸ばす。
首位に立ったのは昨年8月にSUVモデルのヤリス・クロスを、9月にGRヤリスを発売したトヨタ・ヤリスで、1万8516台を販売して7か月連続でのトップにつく。
続く第2位には、昨年9月に商品改良を図るとともに兄弟車のタンクと統合して同76.6%増(1万939台)を達成したトヨタ・ルーミーが、1ランクアップで位置。
第3位には、同94.5%増(1万11台)を成し遂げたトヨタ・アルファードが、2ランクアップで入った。
また、第4位には昨年6月に新型に切り替わったトヨタ・ハリアーが、同425.0%増(9177台)を記録して前月と同順位。
第5位には、同8.3%減ながら7773台を売り上げたトヨタ・カローラが、1ランクダウンで位置。
前月第11位の日産ノートが、7532台を達成して5ランクアップの第6位に入ったものの、結果的に上位5車種をトヨタ車が占めることとなった。
ソリオの逆襲、始まるのか?
トップ6以外の注目の新型車の動きを見ていこう。
昨年12月に新型に切り替わったスズキ・ソリオは、前年同月比49.5%増(5446台)を達成して第12位。
昨年10月に第2世代に移行したスバル・レヴォーグは、同560.8%増(4692台)を成し遂げて第14位。
タイ工場での生産および日本への輸入を強化する日産キックスは、4667台を販売して第15位。昨年8月にプラドの商品改良を図ったトヨタ・ランドクルーザーワゴンは、同113.6%増(3572台)を売り上げて第18位に位置。
また、本年1月にeスカイアクティブX、およびスカイアクティブD 1.8搭載機種を発売したマツダ3は、同20.4%増(1773台)を成し遂げて第32位。
昨年10月にタイプRを発売したホンダ・シビックは、同184.5%増(936台)を達成して第43位。本年1月末にEVモデルを追加したマツダMX-30は、833台を記録して第47位。
昨年12月にPHEVモデルを新設定した三菱エクリプス・クロスは、同43.6%増(823台)を売り上げて第48位。昨年11月に商品改良を図ったレクサスISは、同1127.7%増(798台)を販売して第49位に入った。
Nボックスに迫るスペーシア
軽自動車については、従来と同様にスーパーハイトワゴンの好成績が目立った。
首位に立ったのはホンダNボックスで、前年同月比13.6%減ながら1万6369台を販売して14か月連続でのトップにつく。
続く第2位には、同4.7%増(1万2989台)を記録したスズキ・スペーシアが前月と同順位で位置。
第3位には、同4.4%減の1万1792台を売り上げたダイハツ・タントが、やはり前月と同順位でランクインした。
ニューモデルの成績を見ていこう。
昨年3月に発売した日産のスーパーハイトワゴンのルークスは、8626台を達成して第5位に。
昨年11月に特別仕様車のJ STYLEシリーズを設定したスズキ・ハスラーは、前年同月比38.5%増(7663台)を成し遂げて第6位に。昨年6月に発売した新型クロスオーバーのダイハツ・タフトは、5273台を達成して第9位に位置。
また、生産を再開して受注残の解消を図るホンダNワゴンは、同28.2%増(4324台)を記録して第12位に。フル生産を続けるスズキ・ジムニーは、同51.9%増(3887台)を売り上げて第13位に。
昨年11月に全面改良したホンダNワンは、同370.8%増の2434台を成し遂げて第15位に入った。
ちなみに、昨年12月に法人ユーザーおよび自治体向けに限定販売を開始した超小型EVのトヨタC+pod(シーポッド)は、1月に1台の登録を記録している。
なお、登録車と軽自動車を合わせた1月の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが5か月連続での首位となり、ホンダNボックスが前月と同順位の第2位に位置。
そして、スズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、トヨタ・ルーミーの順で後に続き、4か月連続で3モデルの軽自動車がランクインした。
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みんなのコメント
外観はなかなかいいんでない?
よくルーミー/トールと比較されますが所詮ダイハツの古い車体に急ごしらえで作ったのがルーミー/トールですから色々比べたら新型ソリオの圧勝だと思います。