売れ筋ウォッチ・軽自動車はN-BOX、スペーシア、タント、ルークスのスーパーハイトワゴン勢が強い

2月のボディタイプ別売れ筋・軽乗用車は、計13万4937台が登録され、乗用車全体に占めるシェアは、39.4％と1.7ポイント上昇した。登録車が前年比減少に転じた一方で軽は増勢をキープし、需要の高さを印象付けた。

首位は1万8591台を登録した王者「ホンダ N-BOX」で、前月から14％程登録を伸ばした。4年連続国内販売ナンバーワンの商品力は、安全性能の向上など昨年末のマイナーチェンジでさらに磨きがかかり、2位以下に付け入る隙を見せない。

2位の「スズキ スペーシア」は1万5328台を登録。前月と比べ18％の伸び率は首位N-BOXを上回り、軽を得意とするスズキの意地を見せた。こちらのマイナーチェンジは昨年8月と、既に半年が経過したが、引き続き好調を維持している。

3位「ダイハツ タント」は1万3876台を登録。こちらもスペーシアとほぼ同じ前月比約18％の伸びをマークしライバルに食い下がる。なお、3月10日の公式Twitterによると、車名は「とても広い・たくさんの」という意味のイタリア語に由来し、「たんと積めるからタント、ではない」とのこと。たくさんの幸せをもたらす、というのが正解のようだ。

「日産 ルークス」は前月からワンランクアップの4位。1万0973台の登録は前月比3割弱の伸びで、1位～4位までを占めるスーパーハイトワゴン勢の中で最も台数を伸ばしてきた。昨年の「K CAR オブ・ザ・イヤー」受賞を契機に、さらなる登録増を目指したいところだ。

ルークスと入れ替わりで5位となったのは「ダイハツ ムーヴ」。前月から10％以上登録を伸ばしたものの、ルークスの好調ぶりに割りを食った格好だ。昨年末には上質装備が特徴の「VSシリーズ」を追加、こまめな訴求策で巻き返しを図っている。

Comments

ムーヴの場合、キャンバスが相当数混じってるでしょ
ワゴンRもスライドドア車が出るとか噂あるけど、どうなってるんだろうね