現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが新型「軽バン」をお披露目! 広い荷室で快適「車中泊」出来る? キャンプ「課題」クリア出来そうな特徴とは

ここから本文です

ホンダが新型「軽バン」をお披露目! 広い荷室で快適「車中泊」出来る? キャンプ「課題」クリア出来そうな特徴とは

掲載 29
ホンダが新型「軽バン」をお披露目! 広い荷室で快適「車中泊」出来る? キャンプ「課題」クリア出来そうな特徴とは

■気が早い? 2024年登場の新型「軽商用バン(電気自動車仕様)」は車中泊出来るのか?

 ホンダは、軽バン「N-VAN」をベースとした新型「軽商用バン(電気自動車仕様)」を2024年春に発売することを明かしました。
 
 N-VANといえば、仕事から趣味まで幅広い需要に対応するモデルで、最近では車中泊を意識したカスタム仕様も登場していますが、新型軽商用バンでも車中泊は可能なのでしょうか。

【画像】新型軽バンの内装は? さらにレトロ調「軽バン車中泊仕様」が凄い! ウッド調の豪華内装は必見! 実車を見る!(20枚)

 2022年12月7日にホンダが発表した新型軽商用バンは、ベースとなるN-VANならでは使い勝手を踏襲しながらEV(電気自動車)としての高い静粛性やストップ&ゴーの多い交通環境に適した力強い加速を実現するといいます。

 一回の充電におけるEV航続距離は200kmを目標とし、商用利用や日々の買い物や通勤・通学、趣味活用などに十分対応する実用性を兼ね備えたモデルとなるようです。

 また、価格はガソリン車と同等の100万円台からの設定とするといい、手の届きやすいモデルといえます。

 では、ベースとなる前述の通りN-VANはどのようなモデルなのでしょうか。

 2018年に発売されたN-VANは「働く人々の生活を見つめ、さまざまな仕事での使いやすさや優れた走行性能、安全性能を追求し、軽バンの新基準となることを目指して開発」された商用バンです。

 N-VANの特徴は、大容量の荷室空間と助手席側のセンターピラーレスが実現する荷室空間の使い勝手の良さ、アレンジ力の高さとなり、仕事から趣味まで多彩な用途で使われています。

 ホンダ「N-BOX」のプラットフォームを最大限に活用しながら、軽バンに求められる広い積載スペースと積載作業の効率性を追求したN-VAN。

 燃料タンクを前席の下に収めるHonda独自の「センタータンクレイアウト」を採用したことにより荷室を低床化し、高さのある荷物の積載にも対応できる空間となっています。

 リアシートに加え、助手席にもダイブダウン機構を採用することで、助手席からリアシート、テールゲートまでフラットな空間を実現しました。

 さらに、軽バン初となったセンターピラーレス仕様により、助手席側に大きな開口部を設定し、テールゲートと使い分けることで、さまざまなシーンで荷物の積載作業をさらに効率よくスムーズにおこなうことを可能としました。

 このような特徴を持つN-VANがベースとなる新型軽商用バンですが、各社からアウトドアや車中泊を楽しむ仕様が展開されています。

 ホンダの純正アクセサリーなどを手掛けるホンダアクセスでは、「旅をしながらサーフィンを楽しむ人生」をテーマとしたN-VANベースの「TRIP VAN(トリップバン)」というコンセプトモデルが存在します。

 東京オートサロン2019で展示されたトリップバンは、「サーフィンが趣味でビーチクリーン活動も始めた大学生が、日本中をサーフトリップする!」というテーマで制作されたコンセプトモデルです。

 見た目は、レトロ調なフロントグリルやバンパーを採用することで、どこか懐かしいフェイスを特徴としているほか、リアゲートにはルーフキャリアの荷物が取り出しやしいハシゴを装着し、使い勝手も考慮されました。

 一方の内装は、ハンドルやインパネ、ドアパネルにウッドを使用するほか、シートもアンティークソファのような合皮が採用され、機能的かつシンプルなツールとして内外装の細部にまでアイデアを盛り込んで、カスタマイズされています。

 また、荷室壁には小物などが掛けやすいボードが取り付けられているほか、助手席もフラットに出来るN-VANでは寝袋をそのまま敷くことも可能です。実際にSNSではN-VANで1人旅をする様子も投稿されています。

 トリップバンはあくまでもコンセプトモデルですが、実際にはさまざまな純正アクセサリーが展開されており、簡易テーブルやプライバシーシェード、テールゲートカーテン、ラックやクロスバーなど自分好みにカスタマイズ出来るようになっています。

※ ※ ※

 今回発表された新型軽商用バンは、前述のN-VANならでは特徴を活かすという部分では十分に車中泊は可能といえそうです。

 さらに、EVとして発売が予定されているという部分では、多くの電動車で採用されるクルマの電気を活用出来る機能も備わるかもしれず、アウトドアやキャンプで電化製品を使うことも可能になります。

 アウトドアやキャンプでは、電気の確保が課題となりポータブル電源を別途用意する人もいますが、移動に使ったEV自体から電気が使えれば、さらなるアウトドアライフの楽しみが広がります。

 新型軽商用バンのEV航続距離は200kmとなるため遠出の使用は難しいかもしれませんが、日帰りキャンプ(デイキャンプ)などでは活躍する1台になりそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」  理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
くるまのニュース
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
レスポンス
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
乗りものニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

29件
  • 200km程度しかバッテリーが保たない車で、車の電源を使ってのキャンプは無理っしょ。
  • 車中泊ねぇ。
    快適な車だといいけど、ほとんど対応してないから体が痛くなる。
    あまりやりたくないな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.9409.0万円

中古車を検索
N-VANの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.9409.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村