ポルシェジャパンは2020年10月20日、「パナメーラ」シリーズのプラグインハイブリッドモデル「パナメーラ ターボSEハイブリッド」、「パナメーラ4Eハイブリッド」の2021年型マイナーチェンジモデルを発表し、予約受注を開始しました。
パナメーラ シリーズのトップパフォーマンスモデルであるパナメーラ ターボSEハイブリッドはフロントに搭載される4.0LのV8ツインターボエンジンの出力が550psから571psへと向上させています。さらに136psの駆動モーターと合計したシステム最高出力は700ps、最大トルク870Nmを発生することができます。
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搭載するリチウムイオン バッテリーの容量も14.1kWhから17.9kWhに容量を増大され、バッテリーのみでの航続可能距離が50kmから59km(NEDCモード)に延長されています。動力性能は、0-100km/h加速が従来モデルを0.2秒上回る3.2秒、最高速は5km/h向上して315km/hに達しています。
パナメーラ ターボSEハイブリッドのフロントデザインはデュアルC形ターボ用フロントライトモジュールと、大型サイド エアインテークによってて差別化されています。さらにリヤライトバーもデザイン変更されています。
オプションとしてダイナミック「カミング/リービングホーム」アニメーションを備えたエクスクルーシブデザイン「ティンテッドテールライトモジュール」、3種類の新しい20/21インチ ホイール、2色の新しいエクステリアカラーが設定されています。
パナメーラ4Eハイブリッドは、システム全体で最高出力462psと最大トルク700Nmを生み出す、2.9LのV6直噴ターボエンジン(330ps)と、駆動モーター(136ps)の組み合わせは変更なしとなっています。ただし、リチウムイオン バッテリーはターボS Eハイブリッドと共通で17.9kWhとし、バッテリー電力のみでの走行能距離が50kmから64kmへと延長、動力性能も0-100km/k加速のタイムが4.4秒に、最高速が280km/hと向上しています。
なお充電は家庭用200V電源により、ポルシェモバイルチャージャーを使用すると7.2kW充電が可能です。
この他に、2021年型の全てのパナメーラは、シャシー制御システムが、より高次元のスポーツ性と快適性を目指してチューニングされています。新世代のステアリング コントロールシステムと新しいタイヤにより、横方向のダイナミクスとコントロール精度が向上。
フラグシップモデルのパナメーラターボSE-ハイブリッには、ポルシェ トルクベクトリングプラス(PTV Plus)を含むポルシェ ダイナミックシャシーコントロールスポーツ(PDCC Sport)電子制御ロール安定化システム、パワーステアリングプラスを含むリヤアクスルステアリング、ポルシェ セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムなど、現在採用可能な全てのシャシーおよびコントロールシステムが標準装備されています。
また日本仕様のみは、レーンキーピングアシスト、コンフォートアクセス、アダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビューを含むパークアシストといった他のマーケットではオプションとなる装備を標準で搭載しています。
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