ポルシェジャパンは25日、水平対向4気筒エンジン搭載のミドシップクーペ「718ケイマン」の予約受注を28日に開始すると発表した。
今回発表されたのは、ケイマンの第4世代モデル。3月のジュネーブショーで披露された「718ボクスター」と同じ、新世代718シリーズのクーペ版となる。なおこれまで価格はケイマンのほうが上だったが、今モデルではボクスターのほうが高く設定される。
エンジンは718ボクスターと共通で、最高出力も同じに設定される。ベーシックモデルの「718ケイマン」は排気量2リッターで、最高出力300ps、最大トルク380Nmを発生。上位モデルの「718ケイマンS」は2.5リッターエンジンを搭載し、最高出力350ps、最大トルク420Nmを発生する。従来モデルとの比較では最高出力はそれぞれ25ps増、最大トルクは2リッターモデルが90Nm、2.5リッターモデルは50Nm増となる。
公表された性能データは、2リッターモデルが0-100km/h=4.7秒(7速PDK・スポーツクロノパッケージ装着車)で最高速度は275km/h、2.5リッターモデルは0-100km/h=4.2秒(7速PDK・スポーツクロノパッケージ装着車)、最高速度は285km/h。
エクステリアデザインは、フロントノーズやヘッドライト、フェンダー、サイドシル、テールライトなどのデザインが新しくなった。
価格は以下のとおり。なおステアリングは右と左が両方設定されるが、左ハンドル車の予約受注は6月1日から6月30日までの期間限定となる。
718ケイマン(6速MT):619万円
718ケイマン(7速PDK):671万4000円
718ケイマンS(6速MT):813万円
718ケイマンS(7速PDK):865万4000円
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