■N-VANの一部改良にユーザーの声は?
2024年4月19日にホンダは「N-VAN」の一部改良を発表し、販売を開始しました。
大人気車種のアップデートにユーザーからは多くの反響が集まっています。
【画像】「えっ…!」 これが「アウトドア仕様のN-VAN」です(50枚以上)
N-VANはホンダの軽商用車バンで、2018年7月にデビューしました。
これまでホンダの軽自動車ラインアップであるNシリーズで培ったノウハウを活かしつつ、様々な仕事の使いやすさや安全性能を追求し、軽バンの新しい基準を目指して開発されたといいます。
特に広い室内空間や高い積載性が特徴で、法人から個人まで幅広いユーザーに支持されています。
また助手席側のBピラーがなく、荷物の積み下ろしや人の動線を確保。
そしてシートをフラットにできるため車中泊にも適しており、近年はアウトドアでの利用者も増加しています。
安全面では、先進運転支援システムであるホンダセンシングを標準装備し、安全性を高めています。
グレードは「G」「L」「FUN」を設定。
パワートレインは660cc直列3気筒の自然吸気エンジンとターボエンジンが用意されており、全モデルで4WDとFFが選択可能です。
またGグレードとFUNグレードにはCVTに加え、6速MTもラインナップされています。
今回アップデートされた点として、安全面ではホンダセンシングに加え、急アクセル抑制機能が新たに全車標識装備。
GグレードとLグレードの4WDには、悪天候時でもクリアな視界を確保できるヒーテッドドアミラーが追加されました。
一方、FUNグレードでは新色として「オータムイエロー・パール」と「ボタニカルグリーン・パール」が追加され、ユーザーにより多くの選択肢を提供しています。
それらに加えて、新たに特別仕様車「STYLE+ NATURE」も同時発売されました。
仕様としては、マットブラック&ピアノブラック調のフロントグリルやブラックアウタードアハンドル、ブラックリアライセンスガーニッシュを採用し、シルバー&ブラックの専用カラーリングで仕上げたホイールキャップなど、よりギア感を増したデザインが特徴です。
内装はカーキを基調にし、ナチュラルな空間を提供します。
そんな安全面とカラーの追加、さらにラインナップが拡充されたN-VANですが、ユーザーからは「MT残してくれるのは嬉しい」「FUNの新色がカワイイ」「安全装備が標準でつくのは特に高齢者の方とかにいいかも」と、MTの継続や今回の改良点について多くの反響が集まっています。
また、特別仕様車に関しても「とてもオシャレになっている」「軽商用車なことを忘れそうなくらい豪華装備」「特に内装めちゃくちゃいいな」と、アウトドアスタイルの世界観が好評を得ています。
※ ※ ※
一部改良されたN-VANの価格(消費税込、以下同)は、136万5100円から201万6300円となっています。
さらに同年6月13日には、N-VANのEVバージョンとなる「N-VAN e:(エヌバン イー)」を10月10日より発売すると発表しています。
同車はN-VANの利点をそのままに、大容量バッテリーの採用や電動アクスルの小型化、高電圧部品の集中配置による部品占有スペースの最小化などを図り、大容量の荷室空間を維持しながら、商用需要に耐えうる実用航続距離を確保しているとのことです。
N-VAN e:の価格は243万9800円から291万9400円です。
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みんなのコメント
ギアが全体的にローギアード設定なので高速走行の燃費が比較的良くなく、特に4WDターボは最も影響を受けやすく燃料満タンの航続距離が少なくなりやすいです。
そのため、給油回数が増えたり燃料の残量に常に気を使ったりといった面倒さがあり、
近距離配送以外の用途での商用貨物としては勿論、山などガソリンスタンドが少ない地域のレジャー用としても実はあまり向かない性質の車だと思っています。
他の軽バンと比較して高額なことなど、他にも欠点は色々ありますけど、燃料タンクの問題さえ無ければかなり良い車になると思うんですけどね。貨物スペースの確保が理由とは言え燃料タンクが25Lは流石に削りすぎです…。