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10ベストカー決定! 今年の「年クルマ」はどのモデルに?【日本カー・オブ・ザ・イヤー2021-2022】

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10ベストカー決定! 今年の「年クルマ」はどのモデルに?【日本カー・オブ・ザ・イヤー2021-2022】

今年最も優れたクルマはどれだ?

 11月24日に千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイで「日本カー・オブ・ザ・イヤー2021-2022」の最終選考試乗会が行われました。会場の様子をリポートするとともに、日本カー・オブ・ザ・イヤーについて改めて紹介していきます。一体今年の「年クルマ」はどのモデルに!?

イヤーカー候補が出揃う!「日本カー・オブ・ザ・イヤー2021-2022」10ベストカーが決定

そもそも日本カー・オブ・ザ・イヤーとは?

 日本カー・オブ・ザ・イヤーは国内の主要自動車雑誌やwebメディアの有志で構成された実行委員会が主催となり、1980年から行われています。その年に販売されたクルマのなかからもっとも優秀なクルマを決め、選ばれたクルマには「日本カー・オブ・ザ・イヤー」のタイトルとトロフィーを与えるというもの。選考方法は以下の通りです。

10ベストカー選出

 60名の各選考委員が最終選考に進む10車種を選考。投票数上位10台を最終選考の候補車(10ノミネート)とします。

最終選考

 最終選考では、各選考委員が持ち点である25点を10台のうち5台に配点。そのなかからもっとも評価するクルマに対しては必ず10点を配点します。そしてもっとも獲得点数の多いクルマがその年の日本・カー・オブ・ザ・イヤーに輝きます。

 なお、日本車が日本・カー・オブ・ザ・イヤーに選出された場合は、ノミネートされた輸入車のなかからもっとも得点が高かったクルマにインポート・カー・オブ・ザ・イヤーが与えられます。そのほかにもデザインが優れたクルマに贈られるデザイン・カー・オブ・ザ・イヤー。革新的な技術を備えたクルマに贈られるテクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー。感動的なドライブフィールのクルマにパフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー。そして軽自動車のみ対象となるK CAR オブ・ザ・イヤーがそれぞれ用意されています。

今年の「10ベストカー」はどんなモデル?

トヨタGR86/スバルBRZ

 トヨタとスバルが共同開発で生み出したFRスポーツ。今回のフルモデルチェンジで2代目となり、キープコンセプトのまま2.4Lへと排気量が拡大されました。

トヨタMIRAI

 トヨタ初の量産燃料電池車の2代目モデル。FWDからRWDとなり、トヨタのTNGAプラットホームも採用され、このフルモデルチェンジで高級セダンとしての魅力がアップしました。

トヨタ・ランドクルーザー

 悪路走破性や耐久性の面で世界的に高い評価を受けているクロスカントリー車。今年14年ぶりにフルモデルチェンジされました。ユーザーからの人気も高く、ホームページにも2年以上納車待ちと書かれているほどです。

日産ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート AUTECH CROSSOVER

 日産を代表するコンパクトモデル。今回のフルモデルチェンジで3代目となりました。新世代のe-POWERシステムの採用や運転支援技術の充実。さらにはプレミアムなオーラやSUVライクなクロスオーバーなど、先代よりもバリエーションが豊かになりました。

ホンダ・ヴェゼル

 ホンダの売れ筋コンパクトSUVであるヴェゼル。今回のフルモデルチェンジで2代目となりました。新世代のハイブリッドシステムや利便性に優れた装備が新たに採用され、さらに魅力的なモデルとなっています。

三菱アウトランダーPHEV

 12月に販売予定のアウトランダーPHEVは、PHEVシステムやボディ、シャシーなどすべてを刷新し大幅にしました。進化した車両運動統合制御システムS-AWCも組み合わされており、三菱が持つ技術を存分に投入したモデルと言えます。

BMW4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)

 3シリーズクーペからの流れを汲む4シリーズ。今回のモデルで2代目となります。ベーシックなクーペを皮切りにソフトトップを持つカブリオレ、4ドアクーペのグランクーペ、スポーツモデルM4が用意されていて、懐の深さを感じます。

シボレー・コルベット

 アメリカンスポーツを代表するモデルであるコルベットは、今回のフルモデルチェンジで8代目となりました。FRからMRへと大きく変わり、スーパースポーツとしてはリーズナブルな価格と高い走行性能が評価されています。

メルセデス・ベンツCクラス

 5代目となったCクラスはメルセデス・ベンツの定番と言えるモデルです。全グレードが電動化されたのが大きなトピックスと言えます。それ以外にも最新の運転支援システムの採用などが特徴的な点として挙げられ、時代の最先端を行くモデルです。

フォルクスワーゲン・ゴルフ

 Cセグメントハッチバックのモノサシとされるゴルフ。8代目となったこのモデルは「デジタル化」や「電動化」などが進化のポイントとして挙げられます。次世代ハッチバックのスタンダードとも言える進化を遂げたモデルです。

 また、K CAR オブ・ザ・イヤーにはスズキのワゴンRスマイルとホンダのN-ONEがノミネートしています。

今回の試乗会は選考前最後の場

 今回袖ケ浦フォレストレースウェイで行われた試乗会は、選考委員の方々で考え方はさまざまだと思いますが、ノミネート車の最終確認の場であります。サーキットで試乗会を行っているため、もちろんレーストラック上での試乗もできますが、周辺一般道での試乗も可能となっています。また、試乗だけではなく、各車を一斉に見て比較できるのも今回が選考前最後の機会となります。

 そのため選考委員の方が各車を試乗し熟考する姿や、「悩ましい……」という声を上げている様子が会場の各所で見受けられました。それだけ10ノミネートに残ったクルマは評価が高く、甲乙つけがたいということでしょう。

 また、各メーカーにとっても今回の試乗会が最後のアピールタイムとなります。広報担当者だけでなく開発陣も現地へ赴き、選考委員に説明をしている様子も見受けられました。

最終選考会は12月10日にオンラインで開催

 今年の日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会は12月10日の予定で、オンラインで発表となります。どのクルマが受賞するのかが一番気になるのはもちろんですが、各部門の受賞車も気になるところです。また各受賞車だけでなく、選考委員の選考理由にも注目していきましょう。自身が気になるクルマを選考委員が選んでいたら尚更チャックすべき。きっとクルマ選びの参考になるはずです。

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