HERE Technologies(本社: オランダ・アムステルダム、以下、HERE)は、自動車業界向けのセキュアなソフトウェア・アップデート(OTA)技術を開発するドイツのソフトウェア会社、ATS Advanced Telematic Systems(以下、ATS)を買収する計画を発表した。この買収は、自動車向け位置データ/クラウドサービスの世界的大手プロバイダーであるHEREの地位をさらに強化すると期待される。
OTA技術は、コネクテッド・カー/自動運転車の可能性を最大限に活用するために不可欠な要素。ATSは、データ、ソフトウェア、ファームウェアをセキュアでコスト効果の高い方法で多くの車両に配信するためのオープンソースおよびオープンスタンダードのOTA技術に特化し、自動車メーカーや関連業界に提供している。
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ATSの主力OTAソリューションは、米国の国土安全保障省が発案し、資金を提供するOTAセキュリティフレームワーク「Uptane」に対応している。Uptaneは、コネクテッド・カーを対象とした更新へのサイバー攻撃を防ぐ、最も包括的なセキュリティ・フレームワークだ。ATSは、
ドイツ自動車工業会(VDA)に加盟し、GENIVIおよびAGL (Automotive Grade Linux)内でのOTA開発にも大きく貢献している。
HEREは、車載製品ポートフォリオのひとつとして、ATSのOTA技術の開発と提供を継続するとともに、同社の他の事業分野にもその技術の利点を応用する予定。また将来的には、ドローンや他のコネクテッド・デバイスへの地図/ソフトウェア・アップデートのセキュアな配信にも役立てる。
1億台以上の車に地図データを搭載するHEREは、世界トップの自動車業界向け位置データ・プロバイダーだ。近年、高精度の位置データが無線で配信され、自動化や運転上の判断を支援したり、安全でスムーズなドライブのサポートへの需要が増加している。たとえば、自動運転が普及すれば、自動車は継続的に更新されるHD地図を利用し、道路状況をほぼリアルタイムで把握することができる。そうした点においても、強力なOTAソリューションは必須となる。
HEREの車載市場担当シニア・バイスプレジデントであるRalf Herrtwich(ラルフ・ヘルトヴィッヒ)は、次のように述べている。
「データやソフトウェアの配信は、コネクテッド・カーや自動運転車の普及に伴い、自動車業界の将来の成功を決める重要な要素です。ATSの買収は、自動車向けクラウドサービスのトッププロバイダーである当社のポートフォリオを強化する上で、非常に重要な戦略的投資です。ATSをHEREの一員に迎えられることを嬉しく思います」
ATSの最高経営責任者(CEO)であるArmin G. Schmidt(アーミン・G.・シュミット)は、次のように述べている。
「ATSにとっては、HEREのOEMメーカーとの緊密な取引関係、そして当社の世界的な取引/提携ネットワークを生かし、新しいソリューションを市場に提供するとともに、HEREの製品やサービスの既存の機能を拡張する絶好の機会です。自動運転の時代に向けて、意欲的なビジョンとビジネスを実現することを楽しみにしています」
両社は、契約条件を非公開とすることで合意。買収手続きは、慣習的な買収完了条件を満たした後、2018年第1四半期に完了する見込みだ。
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