この記事をまとめると
■ポルシェは成功者の証とされることが多い
ポルシェでも失敗するのか? ポルシェフリークの間でいまだに議論を呼ぶ996型ポルシェ991の中身
■スポーツカーでありながら実用性が高い点がその理由のひとつとして考えられる
■SUVのカイエンの登場で新たなユーザー層を獲得した
スポーツカーでありながら実用性が高い
ポルシェはなぜモテるのか。いまや成功者の証として選ばれることも多く、自動車雑誌で特集を組めばハズレなしと言われるほど支持者も多いこのドイツのブランドの人気の理由はなんなのか。
僕もモータージャーナリストのはしくれなので、たまにポルシェに乗ることはあるが、欲しいと思ったことはない。そんな輩にポルシェを語る資格はないと思う人がいるかもしれないが、逆に業界内にも多いポルシェ好きの人たちより、冷静に見ることはできると自負している。
しかもかつて弟がタイプ930の911SCに乗っていたし、カー・マガジンというヒストリックカーを扱う雑誌の編集部にいたので、空冷911については2リッターのSやカレラRS2.7を含めて場数は踏んでいて、オーナーの声も弟などを通して耳に入ってくる環境にあった。
そのなかで今でも記憶に残っている言葉は、「ポルシェは腹が出ていても乗れる」というもの。カイエンが出る前の話だが、他のスポーツカーはフェラーリにしてもロータスにしてもペッタンコで、プックリ体型の人は乗り降りに苦労するが、ポルシェなら大丈夫というわけ。
スポーツカーとしては実用性が高いことを的確に表現したエピソードだ。それならメルセデス・ベンツSクラスに乗ればいいじゃんと思うかもしれないけれど、オジサンになってもカッコよく見られたいというのは多くの人が抱く願望。一定以上の所得を持つ人にとって、ポルシェはその願望を楽に叶える存在だったのだ。
カイエンはさらにユーザーを増やした
カイエンが登場したことでその敷居はさらに低くなったわけだが、カイエンはさらに新しいユーザーも取り込んだ。スポーツカーには興味がないけれど金銭的には余裕があるファミリーたちだ。その時の話で印象的だったのは、彼らにとってポルシェとは911のことではなくカイエンを指すということ。
理由はこちらもカッコよさ。たしかにカイエンやマカンは数あるSUVの中では顔つきが飛び抜けてスポーティだ。911顔とSUVボディをドッキングさせたスタイリングは、当初は奇妙にも感じたけれど、結果的には大当たりだった。
2つのエピソードに共通するのは、カッコいいのに使いやすいということ。まずスポーツカーの911でこの相反する条件を両立させ、SUVが注目されるといち早くカイエンで回答を出した。多くの人がクルマに求める二大要素を高次元で両立しているからこそ、定番商品として君臨し続けていられるのだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
中古車バブル崩壊……その時あなたは何を買う!? 絶版国産[スポーツカー]ほしいランキング
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
記事にする必要全く無し