ラスベガス・ストリップを通る市街地コースを舞台に開催されるF1ラスベガスGP。フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)は、その路面状況が刻々と変わるだろうと予想している。
ラスベガスでのF1は久々の開催とはいえ、サーキットは全くの新設コース。ピレリは柔らかいタイヤコンパウンドを持ち込んでいるとはいえ、新たに敷かれたアスファルトは非常にスリッピーとなる傾向にある。
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ストレートの多いこのコースでドライバーたちがタイムを縮められそうなところ、あるいはロスしそうなところについて、記者会見でmotorsport.comに尋ねられたアロンソは、路面のグリップの変化、トラックエボリューションがかなりの影響を与えそうだと語った。特に今回のラスベガスGPは、路面にラバーをのせてくれるようなサポートレースがないため、そうなる可能性が高いと考えているのだ。
「ストリートサーキットで、ダウンフォースが非常に少ない。自信を持って走れるかどうか(が重要)だ」
「サポートレースもないし、週末を通したトラックエボリューションはいつもより大きいだろう」
「だから誰にとっても挑戦になる。2度として同じ周回はないだろうね。FP1からレースの最終ラップまで毎周毎周、前の周よりも路面が良くなっているだろう」
「変化していくグリップに適応しなければならない。誰にとってもチャレンジになるだろう」
また、記者会見にアロンソと共に出席していたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)は、「とても長い複合コーナーであるターン6~7のブレーキング」がドライバーを追い詰める可能性があると指摘した。ターン6から7にかけては、高速で大きく左に回り込みながら、ターン7、8と続くシケインに向けてブレーキングする形となる。
「シミュレータでは、そこで正確にブレーキングするのがかなりトリッキーだった」とサインツJr.は言う。
「それを除けば、長いストレート、ビッグブレーキングの区間、あとは自信を持つこと、コーナーの立ち上がりで壁に近づくことなどがカギになる。ロングストレートとビッグブレーキングがあるコースで、ローダウンフォースのマシンを走らせながら自信を持って走ることは重要なんだ」
ラスベガスGPはコースレイアウトだけでなく、コンディションも厄介なのではないかと言われている。気温はひと桁台まで落ち込む可能性があると言われており、マシンやタイヤのパフォーマンスに悪影響を及ぼすのではないかという憶測が飛び交っていたのだ。
現状、予選と決勝が行なわれる夜間の気温は10℃前後と予想されている。これは2020年にニュルブルクリンクで開催されたアイフェルGPを彷彿とさせるものだが、ラスベガスではタイヤを温められるようなコーナーの数がニュルブルクリンクよりも少ない。
アロンソは、現在のF1チームには確かなデータがないとしつつ、空力デザインの影響でいつもはレース中にタイヤがオーバーヒートし、タイヤのデグラデーション(性能劣化)に悩まされているようなチームならうまくいくだろうと考えている。
ラスベガスのコースは直線区間が非常に多い。そのため、タイヤを十分に冷やすことができるのだ。ただ、つまりそれはタイヤのウォームアップに問題を抱えているチームにとっては厳しい状況になる可能性があるということも意味している。
アロンソはこう語る。
「長いストレートでタイヤの温度が少し下がるかもしれない」
「ここ3戦(アメリカ、メキシコシティ、サンパウロ)ではタイヤのオーバーヒートに直面してきたけど、ここではその逆になるかもしれない。だからロングランペースに苦しんでいるクルマも、ここではタイヤをウインドウ内にとどめておけるからいいのかもしれない」
「明日(走行初日)になれば、答えが見つかるだろう」
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