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「SUVじゃないみたい!」スバル新型「フォレスター STIスポーツ」の走りに2人のレーサー驚愕!?

掲載 更新 30
「SUVじゃないみたい!」スバル新型「フォレスター STIスポーツ」の走りに2人のレーサー驚愕!?

■STIチューニングのダンパーで走りの質が向上!?

 スバルの主力SUV「フォレスター」の新グレードとして「STIスポーツ」が2022年夏に追加される予定です。

【画像】STiバッジでテンション上がる! 熱い走りが楽しめるスバル「フォレスター STIスポーツ」の画像を見る(14枚)

 STIスポーツは、モータースポーツを通じてスバルの走りを磨き続けるSTI(スバルテクニカインターナショナル)が、歴戦で培った知見と技術を注いだスポーティグレードで、現在は「レヴォーグ」や「WRX S4」「インプレッサスポーツ」に設定されている最上級グレードです。

 その新たに追加されるフォレスター STIスポーツについて、スバル車を知り尽くすレーシングドライバーである井口卓人選手と山内英輝選手による、内外装や走行性能をチェックした動画が公開されています。

 プロの目から見たフォレスター STIスポーツは、どのようなモデルに仕上がっているのでしょうか。

 外観は、フロントのフォグランプカバーやバンパーガード、サイドクラッディング、ドアミラーがツヤありのブラックパーツでボディ全体を引き締めつつ、フロントグリル内に配されたチェリーレッドの「STi」バッジがスバル好きの気持ちを高めると評しました。

 スーパーブラックハイラスター塗装が施されたホイールは、光の加減によって色の濃淡があらわれ、かっこ良くてオシャレ。そしてリアのルーフスポイラーやバックドアガーニッシュのブラック仕上げは、大人っぽいと評価しています。

 内装は、STIスポーツの特徴のひとつであるボルドー×ブラックの内装と、ドアノブやシフト回りなどにブラック仕上げのコントラストが引き締まった印象を演出しているといいます。

 そしてメーターにも「STi」ロゴが入っていることで、気持ちが上がって「ドライブに行きたくなる」ようなクルマになっているようです。

 内外装のチェックのあとは、山内選手の運転で一般道を想定したテストコースを走ります。

 コーナリングではロールがしっかり抑えられており、そして路面のギャップをしっかりいなしていて、STIチューニングの周波数応答ダンパーの効果が出ているといいます。

 助手席に乗る井口選手も、ハンドルを握っていないことから支えがない助手席のほうがロールを感じやすいけれど、ダンパーのおかげで「ロールが少ない気がする」と、同乗者の乗り心地の良さに言及しました。

 今度はその井口選手がドライブ。走り出したときの感想は「軽快な感じ」といい、クルマの動き出したときの加速が軽く感じられるのが好印象とのことです。

 また、井口選手も「コーナーのロールが圧倒的に少ない」と評価すると同時に、助手席の山内選手も「いい意味でSUV感がない」と、横揺れしづらいフォレスター STIスポーツの安定性の良さを体感しました。

 さらに、悪路を想定したコースを山内選手のドライブで走行。「デコボコ道でもおさまりが良い」「ハンドルに振動がない」(山内選手)、「タイヤが常に接地している感じ」(井口選手)と、悪路性能においても感心しきりでした。

 最後に高速道路を想定したコースを60km/hで走行します。山内選手は「第一印象が軽い! スムーズに加速してくれる」「直進安定性が高いから車線変更も安心しておこなえる」、井口選手は「車高が高いクルマは車線変更で余韻が残ることがあるけど、フォレスター STIスポーツそれが一切ない」といい、ダンパーの効果がしっかりとあらわれているようです。

 試乗後の評価は、山内選手が「SUVを感じさせず、乗ってて愉しい」「ファミリーカーなので助手席や後席の乗員も快適に過ごせそう」、井口選手が「自然とまっすぐ走ってくれる」「ロングドライブでも疲れにくい」とのこと。

 また、両名いわく、プロドライバーじゃなくて、誰がドライブしても運転がうまくなるクルマといい、スポーツカーみたいに運転も愉しめて、ファミリーも乗れるクルマはほかにはないとフォレスター STIスポーツを絶賛していました。

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