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メーカーじゃ作れない「攻めっぷり」がある! 純正パーツがあるのにあえてアフターを選んでしまうクルマのアイテム5つ

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メーカーじゃ作れない「攻めっぷり」がある! 純正パーツがあるのにあえてアフターを選んでしまうクルマのアイテム5つ

 この記事をまとめると

■メーカー純正品よりも便利だったり機能が優れていたりする社外品がある

高級車向けの贅沢装備……かと思ったらいつの間にか広まっている! 気がつけば標準化されていたクルマの装備7選

■法律的にグレーなアイテムを自動車メーカーが積極的に用意することは難しい

■専門メーカーの商品はブランドイメージの効果も手伝って人気が高い

 社外品のほうが便利なアイテムもある

 ひと昔前までは、メーカー純正のアクセサリーというと必要最低限のものだったり、デザインがちょっと控えめなものだったり、それでいて値段は高めで……と、あまり魅力を感じないこともあったものですね。でもいまでは、独自の哲学に基づいた開発を行い、デザインにも独自性を打ち出した魅力的な商品が増えていると感じます。「純正」と謳うからには耐久性などの保証対象にもなってくるわけですが、そうした高い品質を兼ね備えながら、欲しいと思える魅力を打ち出しているところはさすが。また、従来は用品でしか手に入らなかったものが、いつの間にか標準装備となっているくらい、クルマそのものも進化しています。

 でも、そんないまでも「これだけはやっぱりアフター用品を買っちゃう」というものもあります。今回は、純正でも用意はあるけどアフター用品を買いがちなものをピックアップしてみました。

 まずひとつめは、スマホホルダー。自動車メーカーとしては、率先して走行中にスマホを使うことを助長するような用品は作れないため、スマホを置くためのトレイや非接触充電は多くのメーカーで採用していますが、それだとスマホをナビ代わりにしたいときには不便ですよね。

 そのため、アフター用品で自分のクルマに合った取り付け場所や形状のスマホホルダーを買う人がほとんどだと思います。充電しながらホールドできるものや、角度がさまざまに変えられるものなど、多彩な機能の用品が揃っています。

 ただ、なかには自動車メーカーが本気で開発したスマホホルダーもあります。それが、トヨタ純正アクセサリーとして販売されている、「マルチディスプレイホルダー」。これは、「ユーザーからの要望があるのなら、メーカーとして責任を持って提供できる用品を作るべきだ」というトヨタ自動車の女性社員の発案でスタートし、全日本ラリー選手権での走行テストを繰り返し、30Gの衝突試験にも耐えうる強度と耐久性を実現した用品です。

 スマホだけでなくタブレットにも対応し、非接触充電のあり・なし、Bluetoothのあり・なしも選べるのでおすすめです。

 ふたつめは、万が一の備えとして必需品になりつつあるドライブレコーダー。新車を買うときに一緒につけてもらうのがいちばんラクではあるのですが、それだと前後カメラ付きで6万円前後と高額になるのがネック。また、高額なのに画質がイマイチだったり、停車中は稼働しないなど、性能的にもいまひとつのものがまだまだ多い印象です。

 その点、アフター用品なら予算も機能も豊富なラインアップのなかから選べるので、家の近所しか乗らないから安いのでもいいかな、こっちは遠出をするから高画質なものを、といった自由な選択が可能となっています。

 見た目を気にするならプロに取り付け作業をしてもらったほうがきれいに設置できますが、取付工賃がかかります。電源ソケットに挿すだけで使えるようなドラレコも多いので、簡単につけることもできるものもあるのが魅力です。

 エクステリアアイテムは見た目のよさから選ばれるものも多い

 3つめは、運転するたびに触れる部分だからこそ、自分好みの握り心地や見た目にこだわりたいという人が多いシフトノブ。とくにコンパクトカーや軽自動車だと、あまりコストがかかっていないようなシフトノブが付いていることが多いため、アフター用品でお気に入りのものを見つけて交換する人が多いようです。

 また、スポーツカーやMT車のドライバーも、好みの握り心地や操作性などにこだわって交換することが多くなっています。ジムニーのMTモデルオーナーに聞いたところ、シフトノブが短すぎて手が届きにくいため、長さのあるアフター用品を見つけて交換したという話も聞きました。数千円から手に入り、高いものでも1万円前後がメインボリュームで、価格が手頃なのも人気の理由ではないでしょうか。

 4つめは、花粉の時期や子育て期などはとくに車内の必需品となっている、ティッシュホルダー。自動車メーカーもボックスティッシュが収まる収納スペースには気を使っていて、軽自動車やミニバンはとくに、必ずどこかに置けるようにしているものなのですが、使いたいときにさっと使えるようにするにはやはり、アフター用品に優秀なものが多い印象です。

 ヘッドレストに引っかけて後席から取りやすくしたり、ウエットティッシュとセットで取り出しやすく収納できたりするものも。折り畳みテーブル付きや、カップホルダーが付いているものなど、色や素材も多彩に揃っています。

 5つめは、キャンプなどのアウトドアレジャーやスポーツに行く人たちに需要が高いルーフキャリア&ルーフボックス。純正アクセサリーとしても必ずといっていいほど設定があり、メーカー保証があることやいちいち適合しているかどうかを調べなくてもいい手間のなさなども考えると、純正を選ぶ人も多い用品です。ただ、一度は純正のキャリアとボックスを購入したものの、見た目があまりカッコよくない、使いにくい、かさばるといった理由から、アフター用品を買い直す人が多いという話を聞きます。

 とくに、ヨーロッパ発で品質が高く、デザイン性にも優れるTHULE(スーリー)や、国産車の多くに対応していていアタッチメントも豊富なinno(イノー)、軽自動車にも対応している製品が多いTERZO(テルッツォ)といった、キャリアに特化したメーカーの製品は人気があります。

 ということで、純正には純正のよさがあるものの、それ以上の価値や機能を求めてついつい購入してしまうアフター用品をご紹介しました。

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みんなのコメント

6件
  • lan********
    やっぱ機能のカケラもないアフターパーツといえばDADだろう(笑)
    輩御用達。
  • ********
    メーカーじゃ作れないといえば、何と言っても「助手席用」とかいうTVキットだろ。

    愚か者の、愚か者による、愚か者のためのパーツ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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