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MotoGP ドゥカティの好調続く ヤマハ勢今シーズンは勝利無しか?

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MotoGP ドゥカティの好調続く ヤマハ勢今シーズンは勝利無しか?

■テクニカルサーキットでも強いドゥカティ勢!

 2018年MotoGP第13戦のサンマリノGP決勝がミザノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェッリで開催され、9万5000人を超える観客を前にドゥカティチームのA・ドヴィツィオーゾ選手がレースを制しました。

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 予選トップのJ・ロレンソ選手がレース序盤トップを牽引しますが、6周目にチームメイトのA・ドヴィツィオーゾ選手にオーバーテイクされ、Repsol Honda TeamのM・マルケス選手と激しい2位争いを展開し、14周目から18周目まではM・マルケス選手が先行、その後はJ・ロレンソ選手に先行を許しますが、ラスト2周となった26周目にJ・ロレンソ選手が転倒しM・マルケス選手が2位でフィニッシュしました。

 優勝はA・ドヴィツィオーゾ選手、3位には、LCR Honda CASTROLのC・クラッチロー選手が予選6番手から粘り強い走りを見せ3位表彰台に立っています。

 この結果、今大会優勝のA・ドヴィツィオーゾ選手がチャンピオンシップ・ポイント総合2位に浮上し、トップのRepsol Honda Team M・マルケス選手との差は67点となっています。また、今大会7位で総合3位にダウンしたMovistar Yamaha MotoGPのV・ロッシ選手との差は59点から70点へ広がりました。M・マルケス選手は、3年連続5回目のタイトル獲得に向けて、また一歩前進しましたが残り6戦争いは熱を帯びてきています。

■ポディウムに登った3人のコメント

Ducati MotoGPチーム A・ドヴィツィオーゾ選手(1位)

「ここ数年は僕自身もドゥカティもこのサーキットと相性が良くなく、どうしても勝ちたいレースでした。8月のテストでは、重要な一歩が示されただけでなく、レースでも戦闘力を発揮できることが確認できていました。今週末はかなり難しいコンディションでしたが、一貫して良い仕事ができました。ホルヘとマルクは手強くて、僕が勝つには完璧なパフォーマンスを示さなければなりません。スタートする時は気持ちも充実しており、レース戦略に完全に集中していました。首位に立った時は、ほんのわずかでしたがアドバンテージもあり、それをフィニッシュまで活かすことができました。本当に嬉しい。ミザノでの勝利はドゥカティにとっても重要ですが、僕にとっても重要。数年前だったら、叶わぬ夢と思っていました。こうして実現できたので、満足感に溢れています」

Repsol Honda Team M・マルケス選手(2位)

「このサーキットではドゥカティがとても速いことはわかっていました。実際にそうだったので、今回の表彰台はとてもうれしいです。彼らはここで事前テストを行っていますが、僕たちは行っていません。でも一生懸命戦い、そして接戦となりました。いいスタートを切ることができ、タイヤが温まるまで少し時間がかかりましたが、フロントとのギャップを縮めました。ドヴィ(A・ドヴィツィオーゾ)が今日はとても強いことが分かったので、2位を目標にしました。ホルヘも僕より速く、3番手に下がってからは、最終ラップにアタックできるかどうかを見極めるためにプッシュし続けました。彼が転倒したことで最終ラップのアタックを待たずに2位を確実にしました。チャンピオンシップで67ポイントのアドバンテージとなりましたが、これはとても大事なことです。うれしいです。マシンは快適です。次戦はとても好きなアラゴンです。準備は整っています」

LCR Honda CASTROL C・クラッチロー選手(3位)

「チームは今週末最高の仕事をしてくれました。今回は彼らにとって、とても重要なラウンドでした。僕にとって重要なレースだったイギリスでレースができなかったので、今回にすべてを注ぎました。ベストを尽くしました。ロレンソが最後に転倒したことは僕たちにとってラッキーなことでした。とは言っても、僕たちはいい仕事をしました。チームのことを誇りに思います。これでいい形でアラゴンに向かうことができます。マーベリック・ビニャーレスとアレックス・リンスの後ろでタイムをロスしたことで、マルク(マルケス)やホルヘ(ロレンソ)に追いつけなくなってしまいました。全体的にはとても満足しています。いい形で残りのシーズンに向かうことができます」

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