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【2022 写真蔵トップ10】<第5位>独自のハイブリッドシステムを搭載したコンパクトSUV「ルノー アルカナ」

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【2022 写真蔵トップ10】<第5位>独自のハイブリッドシステムを搭載したコンパクトSUV「ルノー アルカナ」

オンラインからリアルへと、少しずつ世の中が戻りつつあるようだった2022年。この1年(2022年1月1日~12月20日)に紹介した「写真蔵」から、人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウンで紹介しよう。第5位は、独自のハイブリッドシステムを搭載したルノーのコンパクトSUV「アルカナ」だ。

F1テクノロジーをフィードバックしたハイブリッドシステム
「アルカナ(ARKANA)」とは、ラテン語で「ミステリー(神秘)」を意味する。そんな車名が与えられたアルカナは、CセグメントのクーペSUVだ。欧州で2021年4月に発売されると、わずか6カ月で6万台を超える受注を集めるほどの人気だ。

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発表当初、日本仕様はルノー独自のハイブリッドパワートレーン「Eテック ハイブリッド」仕様車のみ。1.6Lの自然吸気エンジンと、駆動用とHSG(ハイボルテージ スターター&ジェネレーター)の2つのモーターを、電子制御ドッグクラッチ マルチモードATで繋いだシステムで前輪を駆動する。2022年12月現在で、輸入車としては唯一のフルハイブリッド車(HEV)である。

そしてもうひとつのラインナップとして2022年11月24日に加わったのが、1.3L 直4ターボエンジン(158ps/270Nm)とBSG(補助モーター・5ps/19.2Nm)を組み合わせたマイルドハイブリッド(MHEV)仕様の「アルカナ R.S.ライン マイルドハイブリッド」だ。前述のフルハイブリッド車と同様FFとなるが、トランスミッションは異なり7速DCTを採用する。

いずれのグレードもエクステリアはSUVの機能美とクーペのエレガントさを融合させたフォルムを特長とする。最低地上高は200mmを確保しているが全高は1580mmにおさえられている。インテリアには、ルノースポール由来のR.S.ライン デザインを取り入れ、ブラックを基調に赤いアクセントでスポーティな印象を高めている。

日本の輸入車CセグメントSUVマーケットは多くのライバルでひしめきあい、いまや年間登録台数が3万8000台規模に成長。そんな激戦区へアルカナが参入する。

ルノー アルカナ ラインナップ


R.S.ライン マイルドハイブリッド(MHEV):399万円
R.S.ライン E-テック ハイブリッド(HEV):429万円

ルノー アルカナ R.S. ライン E-テック ハイブリッド 主要諸元


●全長×全幅×全高:4570×1820×1580mm
●ホイールベース:2720mm
●車両重量:1470kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター×2
●総排気量:1597cc
●エンジン最高出力:69kW(94ps)/5600rpm
●エンジン最大トルク:148Nm(15.1kgm)/3600rpm
●メインモーター最高出力:36kW(49ps)/1677-6000rpm
●メインモーター最大トルク:205Nm(20.9kgm)/200−1677rpm
●サブモーター最高出力:15kW(20ps)/2865-10000rpm
●サブモーター最大トルク:50Nm(5.1kgm)/200-2865rpm
●トランスミッション:4速AT(エンジン側)+2速AT(モーター側)
●駆動方式:FWD
●燃料・タンク容量:プレミアム・50L
●WLTCモード燃費:22.8km/L
●タイヤサイズ:215/55R18
●車両価格(税込):429万円

[ アルバム : 2022 写真蔵Top10<第5位>ルノー アルカナ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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