独メルセデスは、メルセデス-マイバッハブランドの頂点に位置する「Sクラス プルマン」の改良モデルを発表した。ドイツでは3月15日に販売が開始される。
Sクラス プルマンは、Sクラス最長となる全長6.5mのボディを持つリムジンモデル。改良モデルはラジエターグリルが新しくなり、ピンストライプのスーツをインスパイアードしたという縦格子デザインのものに変更された。またホイールは10ホールデザインを取り入れた20インチホイールを採用する。
ボディカラーはエクステリアに2トーンカラーが設定されるほか、内装色に新色のマグマグレー、マホガニーブラウン、シルクベージュ/ディープシーブルーが追加された。
プルマンのリアコンパートメントは通常はその広い空間を1人ないしは2人で座ることが想定されており、客人を乗せる場合は対座で計4名までが乗車可能となっている。運転席との間はパーテーションで仕切られるが、今回の改良ではフロントビューカメラが映し出した映像をリアコンパートメントから見られるようになり、交通状況が把握しやすくなった。
またフロントコンパートメントとリアコンパートメントで別々の音楽を再生する“2キャビン・サウンド”もプルマンならではの特徴で、前後席でそれぞれが好きな音楽を楽しむといったことも可能だ。
S650プルマンは6リッターV12を搭載し、最高出力630hp、最大トルク1000Nmを発生する。
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