現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【初のスパイショット】メルセデス・ベンツEQE 四輪駆動の電動サルーン 航続距離600km 2020年欧州で発売

ここから本文です

【初のスパイショット】メルセデス・ベンツEQE 四輪駆動の電動サルーン 航続距離600km 2020年欧州で発売

掲載 更新 1
【初のスパイショット】メルセデス・ベンツEQE 四輪駆動の電動サルーン 航続距離600km 2020年欧州で発売

EQE電動エグゼクティブサルーン

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

【画像】メルセデス EQE、テスラ・モデルS【ライバル比較】 全39枚

2022年に発売予定の、メルセデス・ベンツEQE電動エグゼクティブサルーンの、冬季テストの様子が撮影された。

しっかりカモフラージュされた、テスラ・モデルSのライバルのエクステリアは、はっきりはわからないが、より大きなサルーンの兄弟モデルであるEQSと同様、エアロダイナミクスが最適化された、デザインとなるようだ。

Eクラスの電動バージョンには、EQC SUVに見られる滑らかな表面も採用されている。

長いボンネットは前方に向かって鋭角に下がっているが、ルーフラインはクーペに似ており、フロントガラスは傾斜している。

EQSと同様に、車輪は各コーナーに配置され、サルーン向けにオーバーハングは短縮されている。

フロア下に設置されたバッテリーに、大きなスペースを割かれる可能性が高いが、同様に乗車スペースにもいい影響があると思われる。

EQEは、現在のEクラスよりも全長が短くなるが、既存のSクラスに匹敵するスペースが提供されるとの情報も入ってきている。

新しいMEA電気自動車プラットフォームを採用

来年発売予定のより大型のEQSに続き、EQEはメルセデスの新しいMEA電気自動車プラットフォームを採用する2番目のモデルとなる。

アルミニウムを広範囲に使用することで、フラットなフロア構造が実現し、パッケージングの自由度を高め、メルセデスの関係者が「クラス最高のインテリア空間」と呼ぶデザインを実現する。

EQCや今後発表されるEQA、EQB、EQVなどの、ほかのEQモデルは、既存のプラットフォームを燃焼機関モデルと共有する。

EQSと同様に、EQEは最初から四輪駆動が採用され、2つの電気モーターからフロントとリアの各アクスルに電力が供給される。

407psと77.9kg-mを発生するEQCを、上回るパワーとトルクを発生すると予想されている。

メルセデスはEQEの後輪駆動バージョンも検討しているが、2022年より前に販売されることはないだろうと予想されている。

EQEの機能には、アクティブエアサスペンション、4WS、レベル3の自動運転機能を含む、メルセデスの最新のESF実験研究車両に組み込まれた安全機能がある。

バッテリーセルテクノロジーの開発により、EQEの航続距離は600km近くなると予想されている。

EQEは、EQSと同じく、ドイツのジンデルフィンゲンにある、メルセデスの新しい工場56で生産される予定となっている。

メルセデスと中国北京のパートナーBAICが、共同で建設している新しい工場でも、2022年からEQEの生産が予定されている。

この工場の、投資額は15億ユーロ(1800億円)、年間生産能力は最大7万台と言われている。

こんな記事も読まれています

メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
メルセデス・ベンツCLE 詳細データテスト 快適で上質な走りが身上 動力性能と燃費効率はほどほど
AUTOCAR JAPAN
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
WRCラリージャパンSS12恵那での車両進入事案について実行委員会が声明。被害届を提出へ
AUTOSPORT web
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
2024年も記録保持中!? カローラ ロードスター…… ギネスブックに登録された「日本のクルマの世界一」【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
80年代バブル期に日本で人気だったMG「ミジェット」に試乗! 英国ライトウェイトスポーツの代表格はいまもビギナーにオススメです【旧車ソムリエ】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
【正式結果】2024年F1第22戦ラスベガスGP予選
AUTOSPORT web
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
角田裕毅が予選7番手「大満足。アップグレードへの理解が改善につながった」努力が報われたとチームも喜ぶ/F1第22戦
AUTOSPORT web
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
勝田貴元、木にスピンヒットも間一髪「メンタル的に難しい一日。明日はタイトル獲得を最優先」/ラリージャパン デイ3
AUTOSPORT web
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
AUTOSPORT web
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
胸を打つ「上質な走り」 アウディQ6 e-トロン・クワトロへ試乗 優秀なシャシーを味わえる388ps!
AUTOCAR JAPAN
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
オーテック&ニスモ車が大集合!「AOG湘南里帰りミーティング2024」で見た「超レア車5台」と「中古車で狙いたいクルマ5台」を紹介します
Auto Messe Web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 後編
AUTOCAR JAPAN
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
ラリージャパン3日目、SS12がキャンセル…一般車両が検問を突破しコース内へ進入、実行委員会は理解呼びかけると共に被害届を提出予定
レスポンス
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
【F1第22戦予選の要点】苦戦予想を覆すアタック。ラッセルとガスリーが見せた2つのサプライズ
AUTOSPORT web
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
なぜ潰れた? 名車と振り返る「消滅した自動車メーカー」 32選 前編
AUTOCAR JAPAN
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
NASCARの2024シーズン終了! 日本からスポット参戦した「Hattori Racing Enterprises」の今季の結果は…?
Auto Messe Web
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
AUTOCAR JAPAN
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
AUTOCAR JAPAN
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
乗りものニュース

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

991.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

388.0852.0万円

中古車を検索
EQCの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

991.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

388.0852.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村