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ダイハツが新型「ムーヴキャンバス」を発表! 約6年ぶり全面刷新で“2キャラ”に分化! ターボ追加で性能も向上

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ダイハツが新型「ムーヴキャンバス」を発表! 約6年ぶり全面刷新で“2キャラ”に分化! ターボ追加で性能も向上

■2つの異なるキャラクター「ストライプス」と「セオリー」を新設定

 2022年7月5日、ダイハツは新型軽乗用車「ムーヴキャンバス」を発表し、7月13日より発売を開始すると発表しました。
 
 2016年9月登場の初代モデル以来、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

【画像】「新型には2つの顔!?」フルモデルチェンジした新しいムーヴキャンバスの内外装写真を見る(39枚)

 初代ムーヴキャンバスは、後席左右にスライドドアを配置し、デザイン性と機能性を両立させた新しいスタイルの軽ワゴンとして、2016年に誕生しています。

 丸型のヘッドライトが印象的なスマイルフェイスや、懐かしさを覚えるツートンカラーなどが女性ユーザーを中心に支持を集め、累計38万台を販売しました。

 2021年にはスズキから同様のコンセプトを持つ後発モデル「ワゴンRスマイル」が登場するなど、新たな市場を開拓したモデルとなっています。

 2代目となる新型ムーヴキャンバスでは、初代のかわいらしいデザイン性を継承しながら、すっきりと洗練させた「ストライプス」と、上質で落ち着いた世界観をもつ「セオリー」を新設定。異なる2つの世界をつくり出しました。

 ストライプスは、全体に丸みを強調させ艶やかさを表現した外装のボディラインと、ホワイトを基調にした明るい内装を組み合わせました。またフルファブリックシートを採用し、ソファのような座り心地の良さを実現させています。

 ストライプスのボディカラーには、新開発色「アプリコットピンクメタリック」「シトラスイエロークリスタルシャイン」の2色を追加した全8色のカラーバリエーションを用意しました。

 対する新キャラクターのセオリーは、シックなカラーとマッチするメッキ加飾をさりげなく配置し、上質さを表現しました。

 内装も、深みのあるブラウンとネイビーを組み合わせたカラーで落ち着いた室内空間を実現。また本革ステアリングホイールやシフトノブを採用し、上質さを高めています。

 セオリーのボディカラーには、シックな色合いを中心とした全7色のモノトーンを用意し、ストライプスとの違いを際立たせています。

※ ※ ※

 使い勝手の面ではまず、初代で好評を得た機能をさらに進化させました。

 後席座面下から引き出し、買い物の荷物やカバンを置くなど多用途に利用できる「置きラクボックス」は、高さのある荷物を固定できるバスケットモードの機能が片手でセッティングできるように改善し、操作性を向上させました。

 また後席スライドドアの電動開閉機能には、タッチ&ゴーロック機能やウェルカムオープン機能を新設定し、乗降時の利便性を高めています。

 さらに新機能として、軽初となる保温機能付き「ホッとカップホルダー」を新設定したほか、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能を新採用しています。

 オーディオまわりでは、ワイヤレス対応のApple CarPlay機能を搭載したディスプレイオーディオや、ダイハツ初の10インチナビを新設定。またスマートフォンのワイヤレス充電機能「Qi(チー)」をインパネトレイに設置しました。

 コネクティッド機能では、最新版の「ダイハツコネクト」を採用しています。

※ ※ ※

 内外装の刷新だけでなく、クルマの根幹となるプラットフォーム(車台)も、新型ムーヴキャンバスでは新世代のDNGA(Daihatsu New Global Architecture)を新採用しています。

 新プラットフォーム化の効果などにより、強度を高めながら50kgの車体軽量化を実現。シャシー性能の進化で、ステアリング制御や操縦安定性の向上、快適な乗り心地を両立させました。

 パワートレインも最新世代のユニットを搭載し、燃費性能や静粛性、発進性を向上。さらに初代で未設定だったターボエンジン車を新型ムーヴキャンバスで新設定し、より高性能化したのも大きな特徴です。

 これらの効果により、ノンターボ/2WD車のカタログ燃費で22.9km/L(WLTCモード燃費)の低燃費性能を実現させています。

 またダイハツの予防安全技術「スマートアシスト」も進化。最新ステレオカメラ搭載で、衝突回避支援ブレーキ機能などを、夜間歩行者や追従2輪車の検知に対応。ブレーキ制御付誤発信抑制機能も採用しました。

 さらに、高速道路での運転負荷軽減に寄与する全車追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)も新設定されています。

 ダイハツ 新型ムーヴキャンバスの消費税込み価格は、ストライプスシリーズが「ストライプ X」(2WD・ノンターボ)149万6000円から「ストライプス Gターボ」(4WD・ターボ)191万5000円まで。

 一方のセオリーシリーズは「セオリー X」(2WD・ノンターボ)149万6000円から「セオリー Gターボ」(4WD・ターボ)191万5000円と、2シリーズの価格は同等となっています。

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みんなのコメント

10件
  • 冒険しないで二代目もキープコンセプトねぇ…

    私、失敗できないので!?
  • この車もダイハツのハイト系特有のロービームでも眩しすぎる類なので、特徴的な丸目に憎さを感じる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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