心臓部はSR20改2.2L+TE06-24Vタービンで450馬力オーバー!
サーキットを主戦場とした保安基準対応のS14シルビア
「愛車の限界値を知る」水温と油温のレッドゾーンを車種別に公開!【トヨタ/ホンダ/スバル/ミツビシ編】
RB25チューンを得意とするコクピット館林だが、もちろん他車種も幅広く展開している。ここで紹介するS14シルビアは、そんな同社の技術が注ぎ込まれた車検対応のタイムアタック仕様だ。
心臓部のSR20DETは、東名パワードの2.2Lキットで排気量を拡大。ヘッドはナプレックのハイレスポンスキットを奢り、さらに作用角270度&12.5mmリフトのハイカムを投入して、低回転からパンチのある加速を実現している。
組み合わせるタービンはオリジナルのTE06-24V(画像はRB25用)。このタービンは、TD06-25GやGT3037と同等クラスとなる500psオーバー対応の風量を誇りつつ、ポーテットシュラウドの採用により中間域でのサージングを解消しているモデルだ。このタービンにブースト1.5キロをかけて464psを発揮させている。
オリジナルタービンキットはウエストゲートタイプだが、車検対応が絶対のためバイパス流は大気開放せずにフロントパイプに戻している。
スポーツキャタライザーはヤシオファクトリー製、マフラーは軽量化に大きく貢献するトラストのパワーエクストリームチタンを選択する。
チューンドSRの大敵とも言えるクランクの振動は、ATIのダンパープーリーを中心にしたナプレックのプーリーキットで対策。エンジンマネージメントはパワーFC、コストを抑えながらDジェトロ化できることが選択の理由だ。
新車から20年を経ることで失いつつあるボディ剛性を補うため、前後サスメンバーは鉄板溶接で強化。さらに、アーム類やブラケットにも補強を加えることで、年式を感じさせないシャープな走りを実現している。
足回りはGPスポーツのGマスター(F10kg/mm R8kg/mm)でセットアップ。アームはイケヤフォーミュラ製とニスモ製を使ってリフレッシュしながらアライメントの自由度を広げている。
ブレーキはフロントがエンドレスの6ポッドキャリパー+324mmローター、リヤがBCNR33純正キャリパー+300mmローターの組み合わせだ。
サイドバー付きロールケージが覆い尽くし、軽量化のためルーフの内張りまで剥がされたスパルタンなインテリア。車重は現状で1200kg+αとのこと。ミッションはHPIの6速を組んでいる。
エクステリアはサードのGTウイングやボンネット、カーボントランクパネルなどを投入。フェンダーは50mmワイドのD-MAX製で、9.5J+22のプロドライブGC06Gと265/35-18のSタイヤを飲み込む。
筑波ではこの仕様のままラジアルタイヤ装備のオーナードライブで1分2秒台を記録。次なる目標はSタイヤにスイッチしての1分切りだ。生産から20年以上を経た車両であることを感じさせないその走りは、老舗のノウハウが活かされた証拠と言えるだろう。
●取材協力 コクピット館林 群馬県館林市赤生田町2202 TEL:0276-73-5451
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