RBのダニエル・リカルドは、F1スペインGPではマシンのフィーリングは良かったのにペースが遅かったと、その奇妙な状況に困惑している。
リカルドはF1スペインGPの予選を18番グリッドからスタート。その後ライバルとのバトルを繰り広げたものの、15位でフィニッシュするのがやっとだった。チームメイトの角田裕毅はもっと苦しみ、19位でのフィニッシュとなった。
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しかしリカルド曰く、マシンのフィーリング自体は悪くなかったと明かす。
「競争力という点では、僕らは本当に苦しんだ。僕らにとっては、これほど落ち込んだというのは、本当に奇妙な週末だった」
そうリカルドは語る。
「でもね、今日のレースでは、正直に言ってフィーリングは良かったんだ。レースには満足しているし、そこで得られたモノにも満足している」
「ただ、15位という結果は満足できるモノではない。とはいえ、今週末のパッケージでは、正直に言ってこれ以上のことはできなかったと思う。うまく行ったとは言いたくないし、実際そうではないわけだから、前に進む必要がある。今日のレースからの多くのメモとフィードバックを、今夜チームに渡すつもりだ。今後2~3日は、検討すべきことがたくさんある」
フィーリングが良いのに遅い……それは予選の時も同じだったという。
「実際、昨日の予選でも悪いフィーリングじゃなかった。デブリーフィングでは、ユウキも僕も、良いラップを走れたと感じたことを語った。ターン12ではちょっと失う部分もあったけど、正直バランスが取れていたし、悪くはなかった」
そうリカルドは明かす。
「ただ単純にダウンフォースが足りなかったと思うし、新しいパッケージから全てのモノを引き出すことが出来ていないんだと思う。でも、今日のレースでは確かに限界を感じた」
リカルドは、この苦境にチーム一丸となって対処しなければいけないと語った。
「このチームには勢いやエネルギーを感じるし、全員が自信を手にしている。昨日はQ1敗退に終わっていたけど、今日は良いレースができたと思う。本当にそうだったと思うんだ。それで15位になれた」
「これは、浮き沈みの一部なんだ。チームもそのことを感じている」
「F1はチームスポーツだと感じている。個人スポーツじゃないんだ。そして今回のような時は抱き合って慰め合うのではなく、お互いに協力し合って、15位は楽しくない結果だということを認め合わなきゃいけない。僕らは、もっと前に進みたいんだ」
しかしリカルドも、次戦オーストリアでは旧仕様のパッケージに戻す可能性があると示唆した。
「そういう誘惑は、3日間くらいはあると思う。そしてまだ確信が持てなかったり、今回の苦戦の明確な答えが出なかったりしたら、とりあえず元に戻すかどうかを決めるかもしれない」
「でも今は、その方法(旧仕様のパッケージに戻すこと)に頼る段階ではない。全ての可能性をテープルの上に載せて、それでもまだそう思うなら、その時点でようやく本当に戻すかどうかということが疑問として挙がってくるんだと思う」
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みんなのコメント
サマーブレイク明けに投入で良いです
角田はアンダーでかなり違和感も持ってたし、実際タイヤも極端に持ちが悪くなってたし