■マツダらしくなった新型「MAZDA2 ハイブリッド」発表
2023年10月2日にマツダのドイツ法人は、マイナーチェンジを果たした新型「MAZDA2 ハイブリッド(以下マツダ2ハイブリッド)」を発表しました。
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マツダ2は、マツダのコンパクトカーです。国内では以前「デミオ」という名前で販売されていましたが、2019年に実施された4代目の一部改良モデル以降から、それまで海外向けに使われていたMAZDA2の名称に統一されています。
一方、マツダ2ハイブリッドは、欧州市場向けに展開されるモデルで、トヨタのグローバルコンパクトカー「ヤリス(ハイブリッド車)」をベースとするOEM車。ベース車は日本でも展開されていますが、マツダ2ハイブリッド自体は日本での販売はされておらず、国外専売車種となっています。
2021年に発表され、導入当初はエンブレムをマツダとしただけの簡易的なモデルでした。しかし、今回発表されたマイナーチェンジを遂げた新型マツダ2ハイブリッドは、前後のデザインを変更し、マツダ独自のデザインを取り入れています。
ボディサイズは、全長3940mm×全幅1745mm×全高1500mmで、ホイールベースは2560mm。欧州で展開されるマツダ車の中では最小級のボディサイズです。
エクステリアは、欧州のデザインスタジオがデザインしたという新たなバンパーとグリルを採用し、フロントフェイスの印象を一気に“マツダ車”のものに刷新。ボディ同色のリフトゲートガーニッシュを装備し、リアでもヤリスとの差別化を行っています。
インテリアでは、新たに大型化されたディスプレイを搭載、モダンな雰囲気を演出します。
パワートレインには、最高出力92馬力を発揮する1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンと最高出力80馬力のモーターを組み合わせたハイブリットシステムを用意。システム総合出力は116馬力となり、0-100km/h加速が9.7秒、最高速度は175km/hです。
先進安全装備では、運転支援システム「i-Activsense」に新機能を追加。これらには、低速での快適性と安全性を向上させるプロアクティブ運転アシスタント (PDA) や、緊急時に車両を自動的に安全に停止させる緊急運転停止システム (EDSS) が含まれます。
グレード展開は、ベースとなるPRIME-LINE から最上級グレードとなる HOMURA PLUS まで5種類。
価格は、PRIME-LINE が2万4990ユーロ(約391万円)から、HOMURA PLUSが3万2890ユーロ(約515万円)までです。
納車は、2024年3月以降を予定しています。
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