■次に再販するなら「ディーゼル」がイイ! との声も
トヨタの四輪駆動車「ランドクルーザー」は、世界中の道なき道で愛用され続けている人気のブランドです。
いくつかのシリーズがあるなか、最も設計が古い「ランドクルーザー70」に対し根強い注目が集まっています。
【画像】レトロなかたちがイイ! トヨタ「ランドクルーザー70」の画像を見る(42枚)
ランドクルーザーシリーズは現在、ワゴンタイプの「ランドクルーザープラド」と「ランドクルーザー(ランドクルーザー300)」が販売されています。
どちらも長い納期待ちを伴うほどの絶大な人気を集めていますが、シリーズにはこのほかにも、海外向けモデルとして「ランドクルーザー70(以下、ランクル70)」が存在します。
ランクル70は、1984年のデビュー以来細部の改良を重ね続けながらも、40年近くにわたってフルモデルチェンジせず生産を続けている珍しいモデルです。
悪路走破性や耐久性に優れたラダーフレームシャシやパートタイム4WDといった基本性能のタフさに加え、四角く無骨なスタイルが、現代の感覚ではむしろ新鮮に映ります。
2004年に国内の販売を終えたあとも、根強く支持を集めていたこともあり、ランクル70のデビュー30周年となる2014年に、およそ1年限定で再販売されました。
30周年記念車は、レトロな基本フォルムはそのままに、フロントマスクは現代的な装いに刷新。エアバッグやABSなどの安全装備も加えるなど、随所をアップデートしています。
4ドアバンに加え、ダブルキャブタイプのピックアップトラックが国内初登場したことでも話題となりました。
パワートレインは、最高出力231ps、最大トルク360Nmの4リッター V型6気筒「1GR-FE」型ガソリンエンジンと5速MTの組み合わせで、ATの設定はありませんでした。2014年当時の消費税込み価格は、4ドアバンが360万円で、ピックアップが350万円です。
2015年6月30日生産分までの約1年間の限定とされ、増産分も含めおよそ7000台を販売しました。
2023年4月中旬現在、中古車情報サイトでランクル70の30周年再販モデルを調べると、80台以上の在庫が掲載されていて、最も安いものでも約320万円、多くが400万円から500万円で販売されています。
発売から9年経過したクルマが新車価格以上を維持しているのは、希少なスーパーカーや高級車といったプレミアムクラス以外では、かなり珍しいことといえます。
しかも走行距離が10万キロを超えていても相場はほぼ変わらず、低走行な車両のなかには約540万円の高値で販売されているものも複数存在しているほどで、ランクル70に対する需要の高さを表しているといえます。
こうした状況もあり、SNSなどではランクル70の「再再販」を切望する声も散見されます。
くるまのニュース編集部では2023年3月に、SNSを通じて「ランドクルーザー70再再販に関するアンケート」を実施しました。
回答者の9割が「欲しい」と答えるなか、今度販売されるとすればどのようなランクル70となるのが望ましいかたずねたところ、自由回答欄にはさまざまな声が集まりました。
まずパワートレインに関する声では、ディーゼルエンジンを希望する割合が7割を超えています。
コメントにも「(以前の再販時の)ガソリン車は燃費が悪いうえ高価なハイオク指定だった」「四駆とディーゼルのトルクは相性がいい」と、ランクル70との相性の良さをうったえていました。
なおMTとATに関しては、意見はちょうど半分に割れています。
このほか、装備面では多様な意見が見られました。なかでも、衝突被害軽減ブレーキやクルーズコントロールといった先進運転支援機能や、シートヒーターやスマートキーといった快適装備を求める人が一定数います。
一方で「余計な装備はいらない」「無骨でこそランクル70!」と、変化を好まないとする意見もありました。
さらに供給不足やのちの価格高騰などを懸念し「抽選販売は避けて欲しい」「限定販売はやめて」といったコメントが多かったのも印象的でした。
※ ※ ※
トヨタからは今のところ、ランクル70再再販に関する公式情報は一切発信されていません。
しかし来年2024年は、ランクル70誕生から40年を迎えるタイミングとあって、期待は高まるところです。
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みんなのコメント
多くのクロカンが乗用に寄りすぎて選択肢が無くなりました
30年前は軟派とされたパッケージング、今となればそれは硬派に分類される
オフロードに軸足を置くということは、アスファルトには向いていない
そうであっても唯一と言えるクロカン四駆
そこを理解して乗り続けられるユーザーが大き出ることを願ってます
ここで四駆の灯火を消してはならない
今はみんなで応援しましょう
人の車ばかり見てないで、自分の大切な車メンテしてあげなよ。