電動化への道を着々と進むホンダ
ホンダは、純電動SUV「e:Ny1プロトタイプ」を欧州でプレビューした。欧州でいち早く公開した理由は、目下同市場が電動化に向けて加速しているため。ホンダは欧州では「シビック」をハイブリッドのみの設定とすることを発表したほか、売れ線のBセグメント(コンパクトクラス)に電動SUVを追加することで、2022年末までに主力車種をすべて電動化する方針だ。
このたび公開されたe:Ny1のルックスを見てピンときた人は、かなりのホンダ通。同車は昨年10月に公開された中国向けSUV「e:NS1」および「e:NP1」(e:NS1は東風ホンダ、e:NP1は広汽ホンダが販売)に共通するエクステリアデザインをまとっており、「ヴェゼル」のフロントグリルを塞いだような顔をしている。ヴェゼルベースでEVを開発し、グローバルに展開するのがホンダの戦略なのだろう。中国では一足先に本年3月から予約が開始されているが、e:Ny1は2023年中に発売予定とのことで、時間差での欧州デビューとなる。
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さらに踏み込んで観察すると、e:Ny1は米国向けの新型コンパクトSUV「HR-V」との共通性も備えている。ルックスこそローカライズされているものの、ヴェゼルを基本としたモデルの成り立ちは共通だ。
ホンダ欧州部門の幹部は、ホンダ車は電動化されてもドライビングダイナミクス、快適性、優れた使い勝手という美点を維持するとしており、e:Ny1も走りからユーティリティまで死角のないモデルが目指される。
ホンダは2023年、商品ラインナップの中核となるe:Ny1に加え、CセグメントのハイブリッドSUV、そしてハイブリッドとプラグインハイブリッド双方が選択できる新型「CR-V」という3車種を欧州に投入する見込み。こうした積極的な電動化により、ホンダでは10年後までに、バッテリーEVおよび燃料電池車が総販売台数の40%を占めるようにし、2035年にはその比率を80%まで倍増させるとしている。
まだ不明確な点は多いものの、日本でも今後電動モデルが増えていくのは間違いないところ。e:Ny1の市販モデルの登場にも期待したい。
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