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スバル フルモデルチェンジしたグローバルSUV「XV」を正式発表 発売は5月から

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スバル フルモデルチェンジしたグローバルSUV「XV」を正式発表 発売は5月から

2017年4月6日、スバルは2代目となるグローバルSUVクロスオーバー、「XV」を世界に先駆けて正式に発表した。発売は5月24日から。なお新型「XV」は3月7日にジュネーブ・モーターショーでヨーロッパ仕様がワールド・プレミアされ、日本仕様の概要は既報だ。

■新型XVの位置付けと特長
新型XVは、「Fun Adventure」を開発コンセプトに、新型インプレッサとほぼ同時に開発された。インプレッサ同様に新世代プラットフォームを採用し、ダイナミック×ソリッドというスバル・デザイン・フォーマットを使用し、アイサイトver3、歩行者保護エアバッグを標準装備するなど安全性能を大幅に向上。

同時に操縦安定性、静粛性や乗り心地などの快適性を大幅にレベルアップ。さらに都市型クロスオーバーでありながら、長距離ドライブでの走りの質感の向上、本格SUVに匹敵する200mmの最低地上高や大径タイヤ、滑りやすい路面での走破性を向上させる「Xモード」(1.6iを除く)を装備している。

XVは初代からグローバル戦略車で、メイン・マーケットであるアメリカを始め、日本、ヨーロッパでもスバルの最量販車種を目指すという役割が与えられ、さらにコンパクトSUV市場でのベンチマークとなるというミッションが与えられている。つまりインプレッサと同じプラットフォームを使用しながらもXVの方がグローバル戦略車としてより比重が高いモデルなのだ。

XVは開発にあたって、街中で映える使い勝手の良いデザイン/パッケージング、行動範囲を広げるツーリング性能、ファンtoドライブを盛り上げる快適空間、アクティブライフを充実させる実用性、実感できる実用燃費のよさなど、クロスオーバーSUVとしての全方位の性能、機能の向上を目指している。

デザイン・テイストは「スポカジ(スポーツ・カジュアル)」で、初代XVのデザインを継承している。ボディサイズはインプレッサとほぼ共通だが、最低地上高は200mmとし大径タイヤを装着し、フロントシートの着座位置は599mmと高めにするなどSUVらしい要素を確保。またアプローチ・アングル18度、デパーチャー・アングル30度として、悪路での走破性を高め、さらに空転するホイールをロックできる「Xモード」を1.6i以上のモデルに採用。

■グレード展開
グレードでは、新たにエントリーモデルとして1.6Lモデルを新設定した。グレード展開は1.6i、1.6i-L、2.0i-L、2.0i-Sの4機種で、全車がアクティブAWD、アイサイトver3、歩行者保護エアバッグを標準装備している。2.0i-Sがフル装備モデルで、18インチタイヤを装着している。

搭載エンジンはデュアルAVCS付きのFB16型ポート噴射とFB20型直噴エンジンで、いずれもレギュラーガソリン仕様。出力はFB16型が115ps/148Nm、FB20型が154ps/196Nm。トランスミッションは全車が変速比幅7.2のリニアトロニックCVTだ。JC08モード燃費は、1.6Lが16.2km/L、2.0Lモデルは2.0i-Lが16.4km/L、2.0i-Sが16.0km/L。

なお新型XVは、現時点での2種類のエンジンに加え、2018年夏頃にはアメリカのZEV規制にも対応したプラグインハイブリッド・モデルを追加する予定と見られる。

■JNCAPで最高得点を記録
国土交通省/独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA4)が実施した、平成28年度後期の自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)で、インプレッサ/新型XV過去最高の得点を獲得し、2016年度「衝突安全性能評価大賞」を受賞した。

JNCAPの衝突安全性能評価は、衝突時に自動車の乗員を保護する乗員保護性能、歩行者への衝突時に歩行者を保護する歩行者保護性能、シートベルトの着用警報装置が評価対象となり、インプレッサSPORT/G4、XVは過去最高となる得点を獲得。衝突安全性能 大賞を受賞した。

なお歩行者保護性能については、「歩行者保護エアバッグ」を搭載したことが得点向上に寄与しており、「特筆すべき安全装置を初めて備えた車種」として創設以来初めてとなる「衝突安全性能評価特別賞」も受賞している。


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