■トヨタの「SUVミニバン」に「欲しい」の声
トヨタのタイ法人は、2024年8月23日から9月1日まで現地で開催された新車展示即売会「バンコク インターナショナル グランド ビッグモーターセール2024」で、7人乗りMPV「イノーバ ゼニックス」を展示しました。
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同車に対しSNSなどでは様々な反響が集まっています。
イノーバは、2004年にトヨタが開始した新興国向け世界戦略車「IMV(Innovative International Multipurpose Vehicle)」プロジェクトの一環として開発されたMPV(多目的車)です。
現行モデルは3代目にあたりますが、それとは別に新たなシリーズとして2022年に登場したのがイノーバ ゼニックスです。
ミニバンとSUVを融合したクロスオーバーモデルで、新世代技術基盤のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)をベースに開発され、タイでは2023年にファミリー向けのプレミアムMPVとして発売されました。
ボディサイズは全長4760mm×全幅1845mm×全高1790mm、ホイールベース2850mm、最低地上高160mmです。リアドアはヒンジ式(スイング式)を採用しています。
パワートレインは2リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターによるハイブリッドで、システム最高出力186ps・最大トルク188Nmを発揮します。
エクステリアは厚みのあるフロントフェイスや大径タイヤ、樹脂パーツなどでSUVの力強さを感じさせるデザイン。ただ、MPVではあるものの悪路走破性は訴求しておらず、駆動方式はFWDのみで4WDの設定はありません。
インテリアは高級感があり、オットマン付きの独立型セカンドシート、開放感を演出するパノラミックルーフ、フットセンサー付きパワーバックドアなど購買層を満足させる装備も充実しています。
ボディカラーはブラック、ホワイト、シルバー、ダークブルーの全4色。価格は137万9000バーツ(約580万円)から。
ちなみに、タイではイノーバ ゼニックスの上位に「アルファード」もラインナップされており、その価格は412万9000バーツ(約1750万円)からとなっています。
そんなイノーバゼニックスに日本では、「カッコ良すぎて日本でも売って欲しい」、「光るパノラマルーフ、欲しすぎる」、「ミニバンぽくてサイズ感がいい」など好意的な反響があったほか、三菱「エクスパンダー」など競合を期待する声もあり、様々な反響が寄せられていました。
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