マセラティ、最後の「グラントゥーリズモ」を異例の入札形式で販売。最低入札金額は2700万円から【動画】

Maserati GranTurismo GranFinale

マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ

正真正銘、市販最後のグラントゥーリズモ

マセラティ ジャパンは、2020年2月18日に「グラントゥーリズモ グランフィナーレ」の発売とお披露目を実施。“市販される最後のグラントゥーリズモ”は、世界に1台だけの特別仕様車となる。

10年以上、4万台超を生産した「グラントゥーリズモ」及び「グランカブリオ」の生産は2011年11月11日に終了している。イタリア・モデナ工場を最後にラインオフした車両は、“ゼダ”の名を冠してマセラティ本社が永久所蔵する計画であり、販売の予定はない。

日本の国旗をイメージさせる紅白エクステリア

今回発売された「グラントゥーリズモ フィナーレ」は、市販される車両としては正真正銘最後の車両となる。ベース車両はグラントゥーリズモ MCで、赤（ロッソ イタリアーノ）と白（ビアンコ フジ）の鮮烈な2トーンには「日本とイタリアをつなぐ」という意味が込められているという。

マセラティ アジア パシフィックを率いるルカ・デルフィーノは説明する。

「日本はグラントゥーリズモ、グランカブリオにとって最大のマーケットのひとつ。最後のグラントゥーリズモは、そんな日本への感謝を込めた1台です」

最低入札金額は2700万円から

世界に1台しかない特別な車両となるため、販売も「入札形式」という異例の手法を採る。最低入札金額は2700万円（税込）からで、入札期間は日本時間で2020年2月22日午前10時から2020年4月9日午後11時59分まで。売り上げの一部は公益財団法人日本陸上競技連盟へ寄付されるという。

入札受付は全国のマセラティ正規ディーラーにて行い、入札終了までの期間「グラントゥーリズモ グランフィナーレ」は各ディーラーで巡回展示される。

日本陸上界を牽引する桐生祥秀選手が大使就任

マセラティ ジャパンは「グラントゥーリズモ グランフィナーレ」のお披露目と同時に、ブランドアンバサダーに陸上競技の桐生祥秀選手が就任したと発表。日本陸上界を牽引する気鋭のアスリートとマセラティには「『faster, faster』という共通するフィロソフィーがあり、互いに挑戦への情熱を分かち合える関係」とルカ・デルフィーノは説明した。

桐生選手が今後乗るのはレヴァンテ トロフェオ。「トロフェオは、すなわちトロフィーを意味する単語。桐生さんは、きっと今年もたくさんトロフィーを手にしてくれるでしょう」

【特別装備内容】

マセラティ グラントゥーリズモ グランフィナーレ

・ボディカラー：ビアンコ・フジ／ロッソ・イタリアーノ（フード、ルーフ、トランク）

・20インチ アロイホイール トロフェオ

・アルマイト加工レッド キャリパー

・エクステリア カーボン キット（リヤスポイラー、サイドミラーカバー、ドアハンドル、フロントリップスポイラー）

・内装色：ネロ（ブラック）

・カラード ステッチ：ロッソ（レッド）

・カラード カーペット エッジ：ロッソ（レッド）

・アルカンターラ ルーフライニング

・カーボン インテリアトリム

・インテリア カーボン パッケージ1（サイドシル、ダッシュボード）

・インテリア カーボン パッケージ2（シフトパドル、クラスター）

・インテリア カーボン パッケージ3（シートフレーム、バックシートカバー）

・MCデザイン アルミニウム製スポーツペダル

・カーボンファイバー製ステアリングホイール

・自動防眩ルームミラー

【グラントゥーリズモ グランフィナーレ巡回展示スケジュール】

2月22日：マセラティ群馬

2月23日～24日：マセラティ 仙台

2月29日：マセラティ 目黒

3月1日：マセラティ 江東

3月7日：マセラティ 幕張

3月8日：マセラティ 浜松

3月14日：マセラティ 名古屋桜山

3月15日：マセラティ 名古屋

3月20日～21日：マセラティ 京都

3月22日：マセラティ 神戸

3月28日～29日：マセラティ 高松

4月4日～5日：マセラティ 心斎橋

Comments

主要部分は何も特別なモノは無いのね
でもこの車のデザインは抜群だから
無くなるのは寂しいね