現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産「キューブ」まもなく復活!? ニッサンの「“コンパクト”ミニバン」いつ出る? ホンダとの“関係強化”で高まる可能性とは

ここから本文です

日産「キューブ」まもなく復活!? ニッサンの「“コンパクト”ミニバン」いつ出る? ホンダとの“関係強化”で高まる可能性とは

掲載 16
日産「キューブ」まもなく復活!? ニッサンの「“コンパクト”ミニバン」いつ出る? ホンダとの“関係強化”で高まる可能性とは

■技術面だけじゃなかった! ホンダと日産の協業でOEMもはじまる!

 2024年8月1日に行われた記者会見で、主要な領域において協業することを発表したホンダ、日産、そして三菱の3社。なかでも驚かされたのは、「車両の相互補完」を行うとしたことでした。
 
 具体的な事例は明かされませんでしたが、相互に人気車種が供給されるとなると、国内市場に大きな影響を及ぼすことが考えられます。なかでも期待したいのが、人気コンパクトミニバン「フリード」の日産へのOEM供給です。

【画像】めちゃカッコいい! 日産「コンパクトミニバン」を画像で見る(30枚以上)

 記者会見によると、ホンダと日産の「車両の相互補完」は、ガソリン車やハイブリッド車、プラグインハイブリッド車も検討しているとのこと。

 消えゆくピュアガソリン車においても相互補完が行われる可能性があるということは将来の話ではなく、既存車種のバッジを付け替えて販売することも考えられます。

 そうなると期待したいのが、ホンダの売れ筋モデルであるコンパクトミニバン“フリード”の日産へのOEM供給です。

 子育て世代から高齢世帯まで、使い勝手の良さやちょうどよいボディサイズ、広い車内、さらには低燃費などの魅力によって、常に国内登録台数ランキングの上位にランクインをしているコンパクトミニバン。

 なかでもフリードは、2024年6月にフルモデルチェンジを実施したばかりのニューモデルです。

 かつては日産にも、「キューブ」をベースとする「キューブキュービック」という3列シートのコンパクトミニバンがありましたが、現在の日産ラインナップには後継モデルがありません。

 フリードはいま、日産がもっとも欲しいクルマのひとつであるはず。

 もしもフリードが日産にOEMされることとなれば、刷新したばかりの売れ筋モデルを労せず手に入れることができ、ホンダにとっても量販効果をさらに高めることができることから「一石二鳥」といえます。

 両社の協業でもうひとつ期待したいのが、古くなった大型ミニバンの刷新です。

 ホンダには「オデッセイ」、日産には「エルグランド」という高級ミニバンがありますが、どちらもフルモデルチェンジが行われず、マイナーチェンジを幾度か行いながら、10年超えという長寿モデルとなっています。

 両車とも、月間販売台数ランキングで上位入りの常連であるライバルのトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の前では、もはや太刀打ちできないとあきらめているのかもしれません。

 しかしプラットフォームやパワートレーン、ソフトウェアなど見えない部分を共有することで、コストの負担を軽減しつつ、内外装のデザインはオリジナリティを発揮し、双方がフルモデルチェンジすることができれば、大きな利益となるはず。

 ぜひ協業によって、アルファードと勝負できる新たな高級ミニバンを開発してくれることを期待したいです。

※ ※ ※

 ホンダ・日産・三菱の協業は、コスト削減がより求められるBEV(バッテリーEV:電気自動車))向けバッテリーやモーター、eアクスルなどのパーツ共用にとどまると考えていただけに、今回、車種レベルの相互補完も示唆したことには、大きな驚きと大いなる期待を感じています。

 3社の今後には大いに期待したいところです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

タイトルを争うバニャイアがプラクティス首位、マルティン2番手。ヤマハ勢はそろってQ2進出/第19戦マレーシアGP
タイトルを争うバニャイアがプラクティス首位、マルティン2番手。ヤマハ勢はそろってQ2進出/第19戦マレーシアGP
AUTOSPORT web
いすゞが「2階建て“車中泊”専用車」を公開! ゴツゴツデザインに「めちゃ広い寝床&エアコン」搭載! ド迫力“鉄バンパー”も装備の「オフロード ED」フィリピンで披露
いすゞが「2階建て“車中泊”専用車」を公開! ゴツゴツデザインに「めちゃ広い寝床&エアコン」搭載! ド迫力“鉄バンパー”も装備の「オフロード ED」フィリピンで披露
くるまのニュース
小さくたって立派なスポーツ! マニュアルトランスミッションで手軽に楽しめるギア付き「原付バイク」3選
小さくたって立派なスポーツ! マニュアルトランスミッションで手軽に楽しめるギア付き「原付バイク」3選
VAGUE
スポーツスクーターの元祖ヤマハ『TMAX』、2025年モデルはフェイス&電子制御が進化
スポーツスクーターの元祖ヤマハ『TMAX』、2025年モデルはフェイス&電子制御が進化
レスポンス
大量輸送可能な「フルトレーラー」はなんと全長25m! 大型+けん引免許を「もってるだけ」じゃ運転できないシロモノだった
大量輸送可能な「フルトレーラー」はなんと全長25m! 大型+けん引免許を「もってるだけ」じゃ運転できないシロモノだった
WEB CARTOP
カワサキW230ついに11月20日発売!空冷単気筒をライトな車体に搭載した待望のネオクラシック軽二輪は価格64万3500円
カワサキW230ついに11月20日発売!空冷単気筒をライトな車体に搭載した待望のネオクラシック軽二輪は価格64万3500円
モーサイ
ホンダ スーパーカブ50・ファイナルエディションが受注期間限定で発売!50ccカブはこれで生産終了に
ホンダ スーパーカブ50・ファイナルエディションが受注期間限定で発売!50ccカブはこれで生産終了に
モーサイ
フォーミュラEプレシーズンテストが豪雨被害により中止に。代替サーキットと日程が決定
フォーミュラEプレシーズンテストが豪雨被害により中止に。代替サーキットと日程が決定
AUTOSPORT web
SUBARU BRZ R&D SPORTが修復されスーパーGT第8戦もてぎに。ブレーキのトラブルも対策
SUBARU BRZ R&D SPORTが修復されスーパーGT第8戦もてぎに。ブレーキのトラブルも対策
AUTOSPORT web
HKSが「東京オートサロン・クアラルンプール2024」にコンセプトカーを展示、車両販売事業の本格化へ
HKSが「東京オートサロン・クアラルンプール2024」にコンセプトカーを展示、車両販売事業の本格化へ
レスポンス
雨量が1ミリ増えただけで変わる……激化するタイヤ戦争の中、3年ぶりPPの64号車Modulo&ダンロップ「コンディションにマッチした」
雨量が1ミリ増えただけで変わる……激化するタイヤ戦争の中、3年ぶりPPの64号車Modulo&ダンロップ「コンディションにマッチした」
motorsport.com 日本版
WECトヨタ、逆転タイトル獲得に向け”総合力”で勝負。タイヤマネジメントが勝負を左右する鍵に
WECトヨタ、逆転タイトル獲得に向け”総合力”で勝負。タイヤマネジメントが勝負を左右する鍵に
motorsport.com 日本版
【MotoGP】バニャイヤ、痛恨スプリントノーポイント「路面のバンプに当たって転んでしまった」決勝はマルケス&バスティアニーニの介入も期待|マレーシアGP
【MotoGP】バニャイヤ、痛恨スプリントノーポイント「路面のバンプに当たって転んでしまった」決勝はマルケス&バスティアニーニの介入も期待|マレーシアGP
motorsport.com 日本版
カワサキ、『Z900』と『Z900 SE』の新型モデルを海外で発表。国内でも導入に向け調整中
カワサキ、『Z900』と『Z900 SE』の新型モデルを海外で発表。国内でも導入に向け調整中
AUTOSPORT web
日野が新型「凄い“Z”」を発表! 340馬力で超画期的「静音仕様」が凄い! 全長10m超え「70人乗り&段差なし」の新型「ブルーリボン Z EV」発売
日野が新型「凄い“Z”」を発表! 340馬力で超画期的「静音仕様」が凄い! 全長10m超え「70人乗り&段差なし」の新型「ブルーリボン Z EV」発売
くるまのニュース
ホンダ『スーパーカブ』、ハローキティ50周年記念車が期間限定で登場…33万円から
ホンダ『スーパーカブ』、ハローキティ50周年記念車が期間限定で登場…33万円から
レスポンス
BMWジャパン、日本人画家が手掛けたアートカーを麻布台ヒルズに展示 ベース車はE34型「535i」
BMWジャパン、日本人画家が手掛けたアートカーを麻布台ヒルズに展示 ベース車はE34型「535i」
日刊自動車新聞
[DSP大全]理想のサウンドを追求したいのなら「単体DSP」に要注目!
[DSP大全]理想のサウンドを追求したいのなら「単体DSP」に要注目!
レスポンス

みんなのコメント

16件
  • てっさん
    フリード使ったら良いんだよねそれをe-POWER載せて差別化したら良い、どっちが売れてもwin-winになるんじゃない
  • Jgav8mi
    期待したいって記載されてますが
    かなり日産視点だな

    ホンダが簡単にドル箱手放すだろうか?

    もっとこう、子供じゃないのだから
    各々のメーカー事情とか踏まえた記事にしたら説得力が生まれるかとは思う
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.8343.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.0389.9万円

中古車を検索
フリードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.8343.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.0389.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村