『カーセンサーEDGE』5月号(発行:リクルート)の特集は「名車と付き合う!」。古い車は味わい深いと言われるが、なぜか。
まず、車は工業製品である。工業製品の進化とは、社会や時代からの期待に応えることだ。「進化はたいていクルマの特徴を削る」と『カーセンサーEDGE』編集部はいう。車の面白みは "アバタもエクボ、欠点や不完全さが楽しさの源なのだ。
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例えば「独特なエンジンフィールはエネルギーの損失だし、グラマラスな肢体は衝突安全上好ましくない」という。パワートレインとパッケージングが決まれば大体同じような形になってしまうし、要するに車という工業製品は新しくなればなるほど個性をなくしていく。
「翻って旧いクルマは楽しい」というのが5月号の特集だ。すべてが未完成で、だからこそ味わい深いのだそうだ。「乗るにはそれなりに覚悟がいるけれど、その先には発見に満ちたカーライフが待っている」と『カーセンサーEDGE』は謳う。5月号に掲載された名車=旧車を買う、維持するためのQ&Aは以下の通り。Aは本誌で確認されたい。
Q:絶版モデルを専門店で買うメリットは?
Q:比較的気軽に買える絶版輸入車ってありますか?
Q:なぜ日本で絶版車のイベントを開催したんですか?
Q:絶版名車と向き合うために必要な知識は?
Q:絶版名車が高額な理由は?
などなど。
『カーセンサーEDGE』5月号はさながら名車・旧車のガイドブックで百科事典になっている。
気になる見出し……●名車と付き合う! 買う、維持するためのQ&A●Car as Art! McLaren 750S●50周年という節目で名車ゴルフは何が変わるのか?●多事放論 昔のクルマに魅力を感じてしまうのはなぜでしょうか?●EDGYなカーライフ B面 僕の中の絶版名車●愛すべき早すぎたクルマたち BMW Z1
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