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【試乗】新型 ルノー ルーテシア E-TECHハイブリッド|国産のハイブリッドにはないしなやかさをもつフレンチコンパクト

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【試乗】新型 ルノー ルーテシア E-TECHハイブリッド|国産のハイブリッドにはないしなやかさをもつフレンチコンパクト

アルカナと同じプラットフォームを採用するが……

先立って「E-TECHハイブリッド」を搭載して登場した、ルノー アルカナのインプレッションについては、すでに試乗記にてお伝えした。

ルノー アルカナの試乗記はこちら

ルノー アルカナの試乗記はこちら今回は、同じシステムを搭載したハッチバックモデル「ルーテシア E-TECHハイブリッド」に試乗する機会を得たので、その際の様子をお伝えしよう。

このルーテシアも、そして先日試乗したアルカナも同様に、ルノーと日産とのアライアンスで作られたCMF-Bプラットフォームを採用している。

そのため、形や全高、全幅、全長が一回り小さくても、基本的には同じ骨格を用いているということだ。

しかし、ルーテシアの方がホイールベースが短く、150kgも軽量なため、どのような性格に仕上がっているのか楽しみである。

足回りのセッティングから感じるルノーの底力

ルーテシアは、4代目から一気にクオリティが向上したが、この5代目でも当然さらに進化している。

走りがしなやかなだけでなく、ハンドリングとサスペンションのセッティングで、質の良さまでをも感じとれるモデルに成長した。

また、プレス技術も高まり、よりハイバリューな佇まいとなっている。

そして、今回の「E-TECHハイブリッド」という機構には、クラッチや遊星歯車などを使用せず2つのモーターで動力と回転の同調をとるため、マニュアル車のようなギアの組み合わせで動かすコトができるというメリットがある。

負荷が高くないときは、モーターのみのEV走行が可能。アルカナよりも確実に軽快さを感じることができる。

フラットな路面でゆっくりとアクセルを踏み込むと、1.6L NAユニットとモーターの相乗効果により、ダイレクトで静粛性が高く上品な加速を見せる。

一方で、さらにアクセルを踏み込むと、一層加速を要求されたエンジンの音は高くなり、加速がワンテンポ遅れる。

これは、ヒラヒラ感ある動きが特徴のルーテシアのキャラクターには、似合わない挙動だ。

じっくりとアクセルを踏み込んだときの方が、乗り味は心地よく、落ち着きを感じさせ感触が良い。

続いて高速道路へと入る。

アクセルをほどよい位置でパーシャルにすると、心地よいドグクラッチ式のギアのシフトアップを感じる。

小気味よく軽快で、エンジンとモーターの共存を音と体で体験できる。

高速コーナーでのシフトアップ時でもトルクステアは出ず、至極、車体の姿勢は滑らかである。

サスペンションの沈み込みも滑らかだ。ガソリンモデルに比べて110kgも増しているのに、その重みをもろともしないセッティングはルノーの底力といえる。

高速を巡航してみると、アルカナに比べて直進安定性は少々落ちる傾向だ。

また、横風によるリアの動きは、ガソリンモデルでは感じられなかった部分で、重量バランスの難しさを感じる。

見た目にはフルハイブリッドという雰囲気はないが燃費も良く、乗り心地は国産のハイブリッドにはないしなやかさがある。

F1で鍛えられたトランスミッションと電動技術を駆使した新たなハイブリッド機構は、メカ好きの日本人には魅力的かもしれない。

文/松本英雄、写真/篠原晃一【試乗車 諸元・スペック表】●イーテック ハイブリッド レザーパック型式5AA-BJAH4MH最小回転半径5.2m駆動方式FF全長×全幅×全高4.08m×1.73m×1.47mドア数5ホイールベース2.59mミッション4AT前トレッド/後トレッド1.51m/1.5mAI-SHIFT-室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m4WS-車両重量1310kgシート列数2最大積載量-kg乗車定員5名車両総重量-kgミッション位置フロア最低地上高-mマニュアルモード-標準色ブラングラシエオプション色ルージュフラムメタリック、オランジュバレンシアメタリック、ブルーアイロンメタリック、ノワールエトワールメタリック掲載コメント-型式5AA-BJAH4MH駆動方式FFドア数5ミッション4ATAI-SHIFT-4WS-標準色ブラングラシエオプション色ルージュフラムメタリック、オランジュバレンシアメタリック、ブルーアイロンメタリック、ノワールエトワールメタリックシート列数2乗車定員5名ミッション位置フロアマニュアルモード-最小回転半径5.2m全長×全幅×全高4.08m×1.73m×1.47mホイールベース2.59m前トレッド/後トレッド1.51m/1.5m室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m車両重量1310kg最大積載量-kg車両総重量-kg最低地上高-m掲載用コメント-エンジン型式H4M環境対策エンジンH30年基準 ☆☆☆☆種類直列4気筒DOHC使用燃料ハイオク過給器-燃料タンク容量42リットル可変気筒装置-燃費(10.15モード)-km/L総排気量1597cc燃費(WLTCモード)25.2km/L└市街地:21.9km/L└郊外:26.2km/L└高速:25.5km/L燃費基準達成-最高出力91ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm144(14.7)/3200エンジン型式H4M種類直列4気筒DOHC過給器-可変気筒装置-総排気量1597cc最高出力91ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm144(14.7)/3200環境対策エンジンH30年基準 ☆☆☆☆使用燃料ハイオク燃料タンク容量42リットル燃費(10.15モード)-km/L燃費(WLTCモード)25.2km/L└市街地:21.9km/L└郊外: 26.2km/L└高速: 25.5km/L燃費基準達成-

ルノー ルーテシア(現行型)のカタログはこちらルノー ルーテシア(現行型)の中古車はこちら ※E-TECHハイブリッド以外のグレードも含まれます

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みんなのコメント

2件
  • 先代の方がスタイルがルノーっぽい。今のはまるで日本車。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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