2023年6月18日(現地時間)、F1第9戦カナダGP決勝がモントリオール郊外ノートルダム島のジル・ビルヌーブ・サーキットで開催され、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。2位にはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、3位にはメルセデスのルイス・ハミルトンが入った。角田裕毅(アルファタウリ)は14位に終わり、ポイント獲得ならなかった。
フェルスタッペンまたも圧勝、ドライバーズ選手権独走へ
王者フェルスタッペンがまたしても横綱相撲を見せたポールポジションから好ダッシュで主導権を奪うと、その後のセーフティカーでのミディアムからハードへの1回目のタイヤ交換、レース後半のハードからミディアムへの2回目のタイヤ交換でも首位を譲ることなくトップチェッカー。
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最速ラップこそ最終盤にタイヤ交換したチームメイトのセルジオ・ペレスに譲ったものの、完璧なレースで今季6勝目を挙げた。
それでもレース後のフェルスタッペンは「簡単なレースじゃなかった。とくにハードタイヤが全然温度が上がらなくて最初は全然グリップがなかったんだ。2位以下との差がそれほど広がらなかったのはそのためだ」と安堵の表情。
これで6位に終わったペレスとのポイント差は69点まで拡大。今季全勝で開幕8連勝のレッドブルにとってはこれが通算100勝目となった。
ハミルトンとの王者対決を制し、アロンソがランキング2位に肉薄
フェルスタッペンからはやや離された形となったが、アロンソ対ハミルトンの2位争いは白熱した。
スタートで先行したのはハミルトン。蹴り出しで出遅れたアロンソをターン1でかわし、そのまま1回目のタイヤ交換終了後も2番手をキープする。
しかし22周目、ハミルトンを逃すことなくDRS圏内に留まっていたアロンソがついに逆転し、そこから差を広げていく。
レース後半の最終スティントには、アロンソがハード、ハミルトンがミディアムとタイヤ選択がわかれて、やや差を詰められる局面もあったが、追い込まれるまでには至らずそのままフィニッシュ。
アロンソとアストンマーティンが、モナコ以来の2位入賞を果たした。アロンソはこれでペレスとの差を9点に詰め、いよいよランキング2位も視界に入ってきた。
次戦第10戦オーストリアGPは、6月30日にシュピールベルクのレッドブルリンクで開幕。決勝は7月2日に行われる。開幕8連勝中のレッドブルが地元でどんなレースを見せるか注目される。なおオーストリアGPは今季2度目のスプリントフォーマットで開催される。(新村さつき)
2023年F1第9戦カナダGP決勝 リザルト
2023年F1第9戦カナダGP決勝 結果
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)70周2位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+9.570s3位 44 L.ハミルトン(メルセデス) +14.168s4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+18.648s5位 55 C.サインツ(フェラーリ) +21.540s6位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+51.028s7位 23 A.アルボン(ウイリアムズ・メルセデス)+60.813s8位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)+61.692s9位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+64.402s10位 77 V.ボッタス(アルファロメオ・・フェラーリ)+64.432s・・・・・・・・・・・・・14位 22 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)+73.423s18位 21 N.デフリース(アルファタウリ・ホンダRBPT)+1周ファステストラップ 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)
2023年F1ドライバーズランキング(第9戦終了時)
1位 M.フェルスタッペン(レッドブル)195
2位 S.ペレス(レッドブル)126
3位 F.アロンソ(アストンマーティン)117
4位 L.ハミルトン(メルセデス)102
5位 C.サインツ(フェラーリ)68
6位 G.ラッセル(メルセデス)65
7位 C.ルクレール(フェラーリ)54
2023年F1コンストラクターズランキング(第9戦終了時)
1位 レッドブル 321
2位 メルセデス 167
3位 アストンマーティン 154
4位 フェラーリ 122
5位 アルピーヌ 44
6位 マクラーレン 17
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