中部地区の玄関口となっている中部国際空港セントレアに、ボーイング787の初号機(ZA001)を中心とした複合商業施設「フライト・オブ・ドリームス」が誕生します。ボーイング787をまるごと館内におさめてしまうという大型施設は、ボーイング創業の地であるアメリカ・シアトルの雰囲気を味わえる「シアトルテラス」と、実際にボーイング787を体感できる「フライトパーク」で構成されています。
入場無料の「シアトルテラス」では、ボーイング787の羽根の下で食事ができるという稀有な体験ができます。30分に一回、ボーイング787を存分に利用した映像と光のショーは4階の観覧エリアから見るのがオススメということですが、テラスから眺めるのも幻想的です。
とはいえ、やはりオススメは有料エリアの「フライトパーク」でしょう。入場すると、すぐ右手に見えるのが「歩いて集める飛行機図鑑」のチェックインカウンター。スマートフォンに専用アプリを入れ、チェックインすると展示されているボーイング787に対する自分の位置をリアルタイムに教えてくれるだけでなく、アプリを利用して細部の写真を撮っていくことでボーイング787図鑑を完成させることができるというもの。
その先にあるのが「ボーイングファクトリー」。実際に工場で撮影されたという秘蔵映像をもとに、まるで工場見学をしているかのような気分が味わえるコンテンツ。このコンテンツの説明ボードには、スポンサード・バイ・SUBARUという文字があり、なぜ自動車メーカーが関係しているのだろう? と思うかもしれませんが、SUBARUはもともと飛行機屋で、いまも航空機産業に関わっているという縁があってのこと。ちなみに、SUBARUはボーイング787において左右の羽根を支える中央翼という非常に重要なパーツを設計・製造しているのです。
そのほか、紙ヒコーキを飛ばして距離を競う「奏でる! 紙ヒコーキ場」、自分の書いた飛行機をバーチャルに飛ばすことのできる「お絵かきヒコーキ」、自分の書いた乗客を相手にキャビンアテンダントを体験できる「エアラインスタジオ」といった子供向けのコンテンツが充実。シアトル航空博物館のノウハウを活かし、航空力学などを遊びながら学べるというワークショップ(不定期開催)も用意されています。
大人向けとして注目なのは、世界初という一般向けのボーイング787フライトシミュレーター。インストラクターの指導のもと、操作感まで本物そっくりというシミュレーターを使って、ボーイング787を操縦した気分を味わうことができるというもの。基本的に「787シミュレーター」は、別料金、事前予約制ですが、当日入場券のみで体験可能な抽選もあるということです。
「フライト・オブ・ドリームス」のオープンは2018年10月12日。「フライトパーク」の当日券料金は、大人(中学生以上)1,200円子ども(3歳~小学6年生)800円3歳未満無料となっています。
公式サイト:flightofdreams.jp
文:山本晋也
自動車コミュニケータ・コラムニスト
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