■現行「フォレスター」なにがスゴい?
このところあらゆるものが値上がりしています。クルマも同様に一部改良やモデルチェンジを機に値上げされたり、同じ車種で中身に何も変更がないのに価格だけ上がったりしています。
そんな中で注目すべきクルマがあります。それがスバル「フォレスター」です。
【画像】カッコいい! これが最上級の「フォレスターSTI」です! 画像を見る
現行型の5代目がデビューしたのが2018年のこと。まもなく登場から6年を迎えるフォレスターですが、すでに新型となる6代目モデルが2023年11月に開催されたロサンゼルスオートショーで公開され、北米で発売されています。
日本でもそう遠くないうちにフルモデルチェンジするものと思われますが、それまでおそらく現行型が値上げされることはないでしょう。
新型モデルは中身が進化するのはもちろん、全体としてはキープコンセプトの様子ですが、最近の世の中の動向からすると、価格がかなり高くなることが予想されます。
だからこそなおのこと、2024年秋現在、モデル末期の現行フォレスターが非常に“買い得”な状況にあるといえるわけです。
クルマ自体も、これまで幅広いユーザーに大いに受け入れられてきた実績があります。
数あるクロスオーバーSUVの中でも力強くタフなイメージのあるフォレスターは、その見た目と使い勝手の良さとともに、他とは一線を画するボクサーエンジンを軸とするシンメトリカルAWDレイアウトがもたらす走行性能の高さも効いて、根強い人気を誇っています。
安全性に関しても注目すべきアワードや評価を獲得。ざっと挙げると、ユーロNCAPの「ベスト・イン・クラス賞」やJNCAP衝突安全性能評価で「大賞」を受賞したほか、米国IIHS(Insurance Institute for Highway Safety=道路安全保険協会)の安全性評価では小型SUVクラスで初めて「BestPick」を獲得しました。
また、2024年5月には、最新のIIHS前面衝突予防性能試験において、運転支援システム「アイサイト」を搭載した米国仕様車の2024年モデルが、試験車両で唯一の最高評価を獲得し、いかにアイサイトの予防安全性能が優れているかをあらためて知らしめたのです。
そんな現行フォレスターの運転席に収まると、なによりまずスバルがかねてからこだわってきた視界の良さを実感します。他のクルマから乗り換えるとなおのことそれが良くわかります。
他社に先駆けていちはやく「ドライバーモニタリングシステム」を採用したのもフォレスターでした。
あらかじめ設定しておくと、登録した人が座ったときに個人認識機能によりシートポジションやドアミラー角度、空調などを自動的に調整してくれるので、とくに1台を何人かで使うユーザーは非常に重宝します。ジェスチャーでエアコンの温度調整することもできます。
乗る人すべてが愉しく快適な空間を共有できるよう、取り回しの良さと室内の広さを両立したパッケージング、使い勝手のよい装備を採用し、SUVらしいたくましさが感じられるデザインを表現。
車内の空間を広く確保できるようにと、すべてのガラスウインドウが“立ち気味”にセッティングされているのもフォレスターならでは特徴となっており、そのおかげでどの席に座っても圧迫感がありません。後席も広く見晴らしもいいので快適です。
十分な室内と荷室の広さを確保しながらもサイズはそれほど大きくないので、不便な思いをすることもないでしょう。
走りについても、スバルならではバランスが良く、振動の少ないボクサーエンジンを軸にすべてを左右対称に配置したシンメトリカルAWDレイアウトにより、どんな路面状況でも安定して走れるのが強みです。
その優れた操縦安定性の恩恵は、乾いた舗装路を普通に走っても享受することができます。
さらに「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」というしっかりとした骨格とストロークがたっぷり確保された足まわりにより、路面からの入力をうまくいなしてくれるので、乗り心地も快適。
悪路走破性についても、最低地上高が220mmとクラストップレベルである上に、進化した「X-MODE」を搭載するフォレスターはとても頼もしいです。
「e-BOXER」はボクサーエンジンならではのフィーリングとマイルドハイブリッドの両方の良さを味わえるのが強み。よりパワフルな走りを求める人には、扱いやすくて力強い1.8リッターターボもラインナップされています。
※ ※ ※
モデルライフの終盤ながら2024年の春以降にも新しい動きがあり、4月には「STIスポーツ」の上質さとスポーティさをさらに際立たせるべく、ナッパレザー本革シートを装備してインテリア全体を黒一色でコーディネートし、「オフショアブルー・メタリック」をフォレスターとして初めて専用に設定した特別仕様車「STIスポーツ ブラックインテリアセレクション」が登場。
7月には「アドバンス」グレードをベースに各部をアレンジして都会的な洗練されたエクステリアとし、アイサイトセイフティプラス(視界拡張)を標準装備しながらも、買い求めやすい価格設定とした特別仕様車「アーバンセレクション」が発表されました。
6代目の新型フォレスターも大いに気になりますが、最近の世の中の動向からして、価格が高くなるのは間違いありません。もちろん中身も進化することには違いありませんが、現状のフォレスターで十分に満足できる人も少なくないでしょう。
フォレスターは306万9000円からという価格で販売されており、2024年秋の時点で、この価格帯でこれほどのクルマが新車で手に入るというのは、他に心当たりがありません。
ぜひ完熟の域に達した5代目フォレスターの高い完成度とコストパフォーマンスを、いまいちど見直してみてはいかがでしょうか。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
なぜ「暖機運転」必要なくなった? 昔はあたりまえの“習慣”も今では「NG」に!? 最近では「暖機“走行”」必要との見方も
[朗報] 改良日程の前倒しで年内に[アルファード/ヴェルファイア]が手に入れられる!?
ついに[バブル]崩壊か!? 中古価格が暴落したら買いたい現行クロカン3選
レクサス新型「“スポーティ”SUV」発表! 斬新「ツルツル顔」に「最安価モデル」登場! メーカー初の“画期的システム”専用車「RZ」25年モデル米国で発売!
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
若干ギャンブル要素はあるけどポルシェオーナーになるのは夢じゃない! 庶民が買えるポルシェを探してみたらけっこうあった
なぜ「暖機運転」必要なくなった? 昔はあたりまえの“習慣”も今では「NG」に!? 最近では「暖機“走行”」必要との見方も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ただし1.8Lターボエンジン搭載車の話。