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【20世紀名車ギャラリー】引き締まった肢体のアスリート、1993年式ポルシェ911カレラ2の肖像

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【20世紀名車ギャラリー】引き締まった肢体のアスリート、1993年式ポルシェ911カレラ2の肖像

空冷モデルを身近にしたヒーロー

 20世紀名車/1993年式ポルシェ911カレラ2。911の長い歴史の中でも高い人気を誇る964ボディのカレラ2。964ボディの911はコンパクトで軽量な点が特徴。リアオーバーハング部に3.6リッター(250ps)の空冷フラットシックスを搭載。タイプ930と比較しボディ剛性の強化とサスペンションの改良で走行性能が大幅にアップした。パワーステアリングや4速ティプトロ・オートマチックなど「現在の快適GT装備」も話題だった。カレラ2の駆動方式は伝統のRR。画像とともに、ポルシェ911カレラ2のディテールを紹介

【注目モデル試乗】伝説のスポーツレジェンド、ポルシェ911を全身で味わう、至福のカブリオレ体験

☆タイプ964の911はクーペのほかにカブリオレとセミオープンのタルガ仕様があった。ハンドリング性能は、ボディ剛性に優れるクーペが優位 クーペのCd値は0.32。

☆カレラ2のフラットシックスはツインプラグ仕様。3.6リッターエンジンはオイル漏れなし、吹き上がりはシャープ。

☆取材車は17インチアルミを装着。タイヤサイズは前205/55R17/225/40R17装着。

☆制動力は強力。前後ブレーキは4ポッドキャリパー式。

☆ヘッドランプはH4ハロゲン式。バンパー部にフォグランプをビルトイン。

☆リアスポイラーは80km/h以上で自動的に上昇するタイプ

☆室内は適度にタイト。取材車はopのスポーツステアリング装着。パワーステアリングは重めの設定。車両感覚はつかみやすい。

☆レカロ製の本革バケットシートはサポート性がいい。電動ハイト調整標準、スライドとリクライニングは手動

☆後席は+2スペース。シートバックは前倒しできる

☆ドタイバー正面にタコメーター。レッドゾーンは6800rpm以上、速度計は300km/hまで刻印。

☆5速MTのシフトフィールは硬質。クラッチは軽く操作できる。

☆荷室はフロントに配置。燃料タンクの影響で積載容量は少ない。

☆取材車はカレラ2の5速MT仕様。MTの車重(1320kg)はティプトロATと比較して60kg軽い。最高速度は260km/h、0→100km/h加速は5.7秒

[新車時の車両データ]
サイズ:全長×全幅×全高4245×1660×1310mm、ホイールベース2270mm、車重1320kg。エンジン:3600cc空冷水平対向6OHC、 250㎰/6100rpm、31.6kg・m/4800rpm。トランスミッション:5MT。サスペンション:前ストラット/後セミトレーリングアーム。ブレーキ:前後 Vディスク。タイヤ&ホイール:前205/55ZR16/後225/50ZR16+アルミ。 駆動方式:RR。乗車定員:4名。新車時価格:1060万円

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みんなのコメント

7件
  • ターカ
    マニュアルも良いですが車の渋滞が歳と共に辛く
    ティプトロに変えました。面白さと言われると確かに
    マニュアルですがティプトロは凄く楽です
    日本ではティプトロの方が良いように思います


  • wat********
    これが理想のポルシェかもしれん
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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